正確には、小田原・箱根「木工品フェアー2010」と言う。開催は隔年で行われ、今年は10月22日(金)〜24日(日)まで、小田原アリーナを会場として行われている。
主催は実行委員会スタイルをとっているが、実際は社団法人箱根物産連合会に事務局がおかれている。
この中身は濃く、全国「木のクラフトコンペ」作品展、「伝統の技×若い力」展が同時に行われ、多彩な木工技術を誇る職人さん達が製造直売する「小田原・箱根 名物木工やさん通り」なども設けられている。・・すなわち、日本の木工製品の粋を集めたお祭りで、素晴らしい木工製品の直売もなされている。
当工房は、前回の08年に始めて出品したが、これには訳があった。ウッドシンカーや竿立ての木製部品を造って頂いている「佐藤工芸社」は多くの部品は造っているが、自社独自の完成商品は少なく、・・せっかくの機会だから当工房の商品を一緒に並べませんか・・との誘いを社長さんから受けたのである。異色の品だし恥ずかしくもあったが、ブースを賑やかにするためにも・・と、言うことで参加させてもらったのである。
そんなことで、昨日は下準備、本日幕開けとなった次第。当工房の見本出展は僅かであるが、それでも第1日目の今日は、釣りに興味を持たれた方が繁々と見入ってくれたり、いろいろと話し掛けられてきた。
会場には、温もりを持った木製品が所狭しと並んでいる。小生は、明日23日は会場に居るが、皆さんに零細工房の作品を見に来てくれとは決して申しません。・・素晴らしいフェアーですから、目の保養と気分転換に、是非皆さんにもご覧頂きたいと思い敢えて書かせて頂いたのです。
なお、交通は、小田原駅西口から20分間隔で無料送迎バスが運行されている。際よりの駅は小田急線の「富水駅」又は「蛍田駅」から、車はナビで「小田原アリーナ」を目指してください。時間はAM10時開場、PM5時終了です。
木工品フェアー2010に展示出品
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執筆者:高澤鱚介