大分、空いてしまった。釣りに行って無いわけではないが、余りパッとせず、テンションが上がらなかったからだ。
そんな中、18日は、神奈川県釣りインストラクター連絡機構の沖釣り部会が主催する「親睦沖キス釣り大会」に、23名の仲間に混じって参加させてもらった。船宿は平塚港の浅八丸。・・この大会は、サンスポ・フィッシングのチャレンジ2011と言う大会も兼ねており、勝負は大物3尾の重量勝負である。
小生はこの日を楽しみに、新しいキス竿を誂えていた。全長175センチの細身で、リールシートの元までシナリを感じるグラス主体の柔らかい竿である。
思うに、大物狙いには二通りの釣り方があると考えている。一つは、本当に大物の一発狙いであるならば、胴付き仕掛けでハリを大きく、エサを大きく、そして、なるべくサビかずに、待ちの構えで釣るようにする。
しかし、この日の小生は少し数も欲しかったし、何時ものテンビン仕掛けの吹流しハリスとし、大物を意識し、エダ素、モト素とも0.8号の細めの仕掛けで、エサは東京スナメ(チロリ)で臨んだのである。・・言うなれば、両狙いで、数打ちゃ当たる!!で、行って見たのである。
結果は、先ずは新竿の面白さに感激した。簡単に言うと、合わせることなく、大きくゆっくりと大きく円弧を描くようにハリ掛かりさせる釣りで、最初のうちは、これまでのように直ぐに合わせようとして失敗したが、慣れるにしたがって、ゆったりと合わせながら、引くに任せた乗せでハリ掛かりさせる。・・正に、これが船キスの面白さだと言う釣りが出来たのである。
釣果の方は、同行の藤井健一さんが272グラムでトップ。小生は4グラム差の268グラムで2位だった。ただ、数から見ると、藤井さんは27尾、小生は49尾で、藤井さんは正に大物のみに的を絞った前者の釣りだったのである。
この日の竿頭は、矢張りと言って良いのか、昨年も竿頭だった、数釣り名人の久保秀一さんの62尾だった。
そして先週だが、・・船で余ったエサを持ち、平塚海岸、大磯海岸に通ってみたが、生憎、雨であったり、濁ったりで芳しくなかった。沖には沢山居るのだが、まだまだ本格化しないままで居るようだ。因みに、19日に、日本サーフ神奈川協会の東北支援チャリティ投げ釣り大会が行われたが、トップは超遠投派の河合さんが35尾だったと言う。また、上位者の殆どは遠投派であったと聞く。・・・沖合いには確かにキスは居るのである。・・
そして、一昨日から福井県の波松海岸で行われた全日本サーフが主催する「東西投げ釣り選抜100人の会」に湘南・鱚酔会の仲間4人で参加してきた。前夜祭では、1年振りで会った親しい方たちと懇談することが出来た。
翌朝、眠い眼をこすりっつつ着いた海岸はやや波気があり、地元連中は厳しい勝負になるといっていたが、・・やはりその通りの結果となってしまった。・・・魚が、居ないのである・・時折、小さな集団を捕らえた方が、パラパラっと釣る程度。・・・残念ながら、同行の4人(後藤、長島、力石、鱚介)は、仲良く予選落ちしてしまった。
でも、残った40人の決勝戦は見事なもの。トップは徳島鱗友会の中矢賢治さんで10尾。静愛サーフの長澤昇さんが9尾で2位であった。因みに、トップ中矢さんは予選で3尾、長澤さんは5尾だったのである。
大会は実に楽しく整然と行われたが、これは、会場となった北陸協会の皆さんが、一致団結されて運営に当たって頂いたお陰であり、それも全日本サーフの組織力と言うか、役員トップの団結と指導力にあるものと、強く感じた次第である。
友好団体の一員として、ここに参加できることを感謝すると共に、これからもこの大会を大事にしていきたいと改めて感じている。・・参加者の皆さんにも、有難う!!・・の感謝を述べささせていただきたい。
その後〜今・・・
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執筆者:高澤鱚介