先日の雨時に小荒れした海岸は、昨日辺りから水も澄み穏やかさを取り戻している。
今日使うエサを東京スナメ(チロリ)と定め、午前7時頃テトラ右下に入った。すでに先行者は数尾ゲットしており、型も良く、予想通り近場で喰っていた。
支度を整え、3本ハリにエサをたっぷりと刺し、先ずは3色に投入した。・・直ぐに、キス特有のブルッとしたアタリが。・・かなりの手ごたえである。・・・静かな渚から出した顔は20センチ級のシロギスだった。・・幸先良し!!である。
今日の道具は、自分流一番の軽量仕立てで、竿はダイワのキャスティズム18号。長さが295センチの2ピース竿である。リールはセルテート3500。ラインはPE0.8号。力イトもPE3号5メートル。
仕掛けは、鱚介テンビン・ウッドシンカー用とし、オモリはウッドガン・スリムの18号である。・・これからの近場釣りを最高に楽しもうとする道具立てである。
結果は、3色から1色の間をごくゆっくりサビきながら、1尾のアタリがあっても巻き取らず、追い食いで連を呼ぶような釣り方をしてみた。 ただ、余り待つとバレる事もあり、また、波口のピンギスを釣りたくないこともあって力イトでの釣りは敢えてしなかった。
因みに、釣り誌などでお馴染みの、諸伏健一さんのお父さんも写真のように連釣りを楽しんでいた。
まあ、そんな遊び的釣りでの釣果は、ヒネ(18〜20センチ)が25尾、ピンギスが7尾であった。
・・・今期最良の釣りができたが、今日は海岸一帯で喰い始めていたようで、ここ当分の間は楽しめると見た。
硬くてごつい投げ竿、大型の投げ専用リールなどは止めた方が良い。兎も角、コツは、錘は軽く、ハリ数は少なく、ライトタックルで、3色以内をゆっくりサビくこと。エサはジャリメでも東京スナメでも良い。ただ、ジャリメにはピンギスが多くなる。
なお、近場釣りは仕掛けが絡むから嫌だという方がいるが、波間の釣りでは「仕掛けの幹イトを長くするすることでイト絡みは避けられる。」から、一度試してみて欲しい。
平塚海岸14 釣れてます!!
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執筆者:高澤鱚介