明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
唐突ではありますが、昨年は決して良い年ではありませんでした。
東北地方を襲った大地震と大津波の自然災害による被害は未だに不幸をもたらし、同時に、人為から発生した原発事故の対処はこの先何年にも渡る不安を残しています。
また、これとは比較しようもありませんが、私自身にとっては心に痛むそれと同等の不幸もありました。釣り人の鏡となる偉大な釣り人、釣り名人と呼ばれた服部善朗氏のご逝去、職場で出会った有能な後輩であり釣友であった大野博君の逝去、さらに、釣友として深い信頼関係にある力石一穂君を支えた奥様の美幸さんのご逝去です。
死は、歳の順が良いと思っています。自分より若い方の死は何とも寂しく悔しいものです。改めましてご逝去された方のご冥福を祈り、残されたご家族の皆様が新年を迎えた今、一日も早く普段の新しい生活を取り戻せますことを心よりお祈り申し上げます。
さて一方、嬉しいことも確かにありました。一番は、高校時代の同期生が集まって古希の祝いを行ったことです。さらにこれを機会に、70歳にして再び青春に戻り友人としての新たな付き合いが始まったことです。
小生にとっては釣りとともに、分別の整った仲間たちとのこれからの付き合いを大事にしていきたいと思っています。
蛇足ですが、年末に痛めた肩の痛みは少しずつではありますが治癒の方向にあります。医者通いを続け、注射、飲み薬、貼り薬、首の吊り、マッサージ等など沢山の治療を受けました。でも、長い間投げ釣りで酷使し続けた筋肉の塊はなかなかほぐれません。
昨年のご挨拶で「70歳になると何時アクシデントに見舞われるかもしれない。さらに健康には気を遣いつつ、あと10年くらいは、釣りに、道具造りに勤しみたい。」と申し上げました。しかし不摂生が原因か、最後の最後になって味わったことのない痛みに見舞われてしまいました。
・・・或いは?何かの罰ですかね!!・・反省しつつ、これから地元の氏神様が祭られている三島神社に行って懺悔してまいります・・。
でも、今月末には沖縄にホシギスを求めて釣行する計画があります。目標があることは、完治に向けて大いなる励みにつながる筈です。今、痛みを感じつつも、大キス用の仕掛けや、沖縄バージョンと銘打ったウッドシンカーやテンビン造りをしつつあります。
今年は余り先に目標を置かずに身近に届く目標を捉えて、一つずつ楽しみながら活動していこうと思っています。
今年一年、皆様方とともに幸せが訪れますことを改めてご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。
[写真の絵馬は、高知市はりまや町にある高知八幡宮に鎮座する釣り神社(キスゴ様)の絵馬です。高知の釣友から贈られたもので、何時か紹介したいと思ってます。]
謹賀新年
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執筆者:高澤鱚介