早くに目覚め、我慢できずに熱川海岸に単独釣行した。台風が来ない今を見逃すことが出来なかったのだ。
午前2時に家を出て、熱川には4時前に着いてしまった。夏休みも終盤、車が少なかったからだ。
途中、135号沿いの「うみえさ本舗 釣侍」(0466−29−0373)で、エサの東京スナメとジャリメを購入。ここは東京スナメ(チロリ)を置いている確率が高く終夜営業だから助かる。
真っ暗闇の駐車場所から、久しぶりに満天の星空を見た。夏に、こんなすっきりした星空を見れるのは暫く振りだ。
海岸には誰も居ない?一人の投げ釣りマンの姿もない。
まだ、夜が明けきらないからなのか??・・そんなことを思いつつ美しい砂浜を歩き、先日と同じ海岸左手の場所にクーラーを置いた。
7本バリに東京スナメを大きく付け第1投・・。しかし、何のアタリもなく波口までサビいたが駄目だった。ならば・・と思い、すべてのハリにジャリメを付け替えてみた。 4色に投げ、3色に掛かった所で待望のアタリが入った。・・3連だった。
ただ、ジャリメが良かったのは数投だけ。暫く後、試しに付けた東京スナメにも喰うようになる。・・ならばと、またも大胆に、全てを東京スナメに・・。
・・くるくる、ガンガン、ガツガツっと、20センチクラスが2連3連で来るではないか!!
今日は、最初の頃はワイヤーブラを使っていたが、やはり楽しい釣りがしたく、テンビンを「真打ち‐黒」、オモリはウッドガン・スリム23号にしてみた。
・・なんとも面白い。こんな釣りをしていたら、もう止められなくなりそうだ。
だが、数投目にまるで交通事故のようなアタリがあり、ヒラメに喰われたキスの頭だけが上がってきた。
こうした時にはキスは喰わない。恐れて散ってしまいキスは居ないのだ。・・幾ら道具が良くても仕掛けが良くても居ないキスは釣れない。
それからはクーラーはそのままに、エサを付け替えてはあっちこっちと投げてみた。しかし・・・空振りも出始めた。
また、6時半ごろには南の緩い風が出始め喰いも悪くなってきた。ただ、遠くにいたキスは逃げたのか、風のせいか分からないが、チョイ投げの2色以内に近づいていたのである。群れは小さいようで続かなかった。
8時を過ぎても、依然として他に投げ釣りマンは来ない。情報が届いてないのか??
でも、こうした好条件の中で、誰にも気を使わずの釣りもたまには良いもの・・。・・久しぶりの単独釣行で、ほんとに真剣に釣ることもできた。
もう、50尾はいったろう。・・十分に楽しんだ。・・小さなクーラーは満杯に近く、保冷剤を出してしまうわけにもいかないし、帰ってからの料理も大変だ。
・・・そんなことで、8時半頃、残った元気なエサを全て海に残した魚達にご馳走し終了することとした。
南方海上に台風と熱低が動き始めている。これの影響を受けなければよいのだが・・。悪い影響が無い限り、まだまだここ熱川海岸は釣れそう。
でも、多分ここ数日が、数、型狙いの最盛期となるかもしれない。
やっぱし、熱川は良かったゼェ〜!!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介