連荘で、テトラ前の海水浴場を囲うブイの前で「ヒネ」を釣っている。早朝の3時間ほどだが、日々、7〜10尾といったところである。
ここに「ヒネ」と表現したのは、ついに今朝、ピンギス(秋ギス)が来た!と云うことからだ。
例年であれば8月中旬以降に顔を出すようになるピンだが、これは記録すべき早さだと思うのだがどうだろう。
いま、常陸のほうで良型のキスが釣れ盛っていると聞く。イシモチしか釣れないと思っていた場所が、今はシロギス釣り場に代わってしまったのだ。・・正に、温暖化でキスの生息範囲が北上しているのかもしれない。
そう考えれば、平塚海岸にもうピンギスが現れたと云うのも納得できる!! リリースすれば良かったのだが、写真を撮っている間に死んでしまったので持ち帰った・・。
さて、平塚海岸海水浴場の早朝釣りだが、今、小生はライトなタックルで楽しんでいる。
2か月前にカタログから注文していた「ダイワのキャスティズムT−15」が、やっと最近手に入ったのである。長さ2.9メートルの振出竿で、オモリ負荷は6〜20号である。
それにルアー用リールのセルテート3500番、浅溝スプールに0.6号のPEラインを巻き、チカラ糸はPEの3号である。
仕掛けは、鱚介オリジナル工房から出しているワイヤーブラ・スリムの15号、20号。
ハリだが、実は今あるハリメーカーの新しいキス針、(仮にK・Aとしておこう)を試しているのだが、そのK・A6号の3本バリを標準に使っている。細軸の軽量タイプで、針先も鋭く掛りやすい・・とだけ言っておこう。
(この新しいK・Aハリについては近々発売される予定だが、決まり次第改めてここに紹介するのでお楽しみに!!)
エサは、圧倒的に東京スナメが良い。ただ、喰い渋った時などにはジャリメを付ける。その場合、一匹掛けにしてキスを誘うようにしている。
まあ、それで2色半に投げ、あとはゆっくりと波口まで、待ちを主体に、我慢をしながら、所謂、サビきながら釣るのである。
釣れるキスは20センチ前後だから、そのアタリは相当なもの、波口での暴れには緊張感が走り、これぞキス釣りの醍醐味だ!!・・実に楽しい釣りである。
7時30分頃には海水浴のライフガードが準備のため現れる。・・だが、その頃には喰いも薄らぎ、我が方も引き時となる。中々、ツ抜けは難しいが、条件が整えばそれも視野に入れた楽しみ方が出来るだろう。
平塚海岸 早くもピンギスが・・!!
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執筆者:高澤鱚介