キャプションの写真を見て、今日も釣れたのかと思われるかもしれないが、これは先日15日のもので、この日が今シーズン最後の賑わいだったようである。
その後、テトラ群の左右、前後で小さいのが数尾は釣れたが、今日は全くの0尾で、居たのは元気なフグだけだった。
この日は、申し訳ないが、このブログ情報で来られたのか、かなりの釣り人が居られた。・・しかし、遠近探るもキスは居らず、釣れた方でも精々2〜3尾の小ギスだった。
正月以来、快釣をもたらしてくれたのが続く高水温だったが、今日の海況速報から見ると、平塚沖観測塔で16〜17度台、江の浦観測でも17〜18度と低下している。
明日から寒気団が覆うようで、この先は一方的に水温は下がるだろう。
小生の記録では、安定的に14度台が続いていた低水温時に、1〜2尾を釣ったことがある。・・が、16℃台を下回ると極端に食いが悪くなる。魚が居て食わないのではなく、そこには生息していないのだ。浅場に居たキスどもは、深場の適性水温のある所に移動してしまうのである。
さて此れからどうするか? テトラ前では、波が穏やかで日照りが続く日には、マダマダ、キスの顔は見られようが、これは日々通う地元の釣り人に与えられた特権だろう。
釣ることを意識して、遠くから平塚海岸に来られることは止めた方が良いと思う。
・・春、例年より少し早目の4月には、キスシーズンが始まるような気がする。・・・遅くまで水温が高かったことが春の高まりを早めにしてくれると考えるからだ。
こんな来シーズンを期待し、今シーズンの平塚海岸のキス釣りが終了したことをお伝えすると共に、ブログでの平塚海岸情報は暫しお休みしたい。
これからの小生は、キスを求めてアチコチと放浪することになるが、タメになる情報があった時には、なるべく多く書きたいと思っている。併せて、新シーズンに向け、鱚介オリジナル工房での釣道具造りにも精を出したいと思っている。
今期は終了!・・と思う! 平塚海岸
投稿日:
執筆者:高澤鱚介