西伊豆で釣れた情報が飛び交っているが、例年から比べるとマダマダの様子、場所が狭く特定の釣り場しかない。
小生も月3回ペースで探釣しているが、巡り合わせが悪いのか、普段の行いが良くないのか、何時も貧果に終わっている。
我がホームの平塚海岸も、遅ればせながら顔こそ出始めたが数が伴わない。釣れるポイントが極端に狭く1か所で数尾を釣る方も居るが、その他多くは0〜1尾と云った状況であり中々「釣れた!」との情報は飛ばせないでいる。
そんな中、思い切り、何故か好きになれない東の三浦半島に出かけてきた。
釣りたい気持ちはさることながら、新しい鱚介アブミのケイムラ・フッ素コート6号を早く使って見たかったのである。[ケイムラフッ素コート=KMFCと呼ぶ]
三浦方面は小さなワンドが多く根掛りも多い。しかし、釣り難い分良型に恵まれるチャンスも高い。そうしたことからハリ数は少ない方が良く、鱚介アブミの6号が最適とみた。
ケイムラ・フッ素コートの良否を判断するため、3本全てをこの「KMFC」にするのではなく、1〜2本を適当に混ぜ合わせた3本バリとしてみたのである。
釣り方は、余りサビくことが出来ない中での大物狙いであるから、3本バリ全てを生きの良いジャリメの1ッ匹付けとし、待ちを長くした釣りをしてみた。
紹介者への気兼ねから「・・とある海岸」としか言えないが、4色付近で掛ってくれたのが写真のそれである!・・・紛れも無く、この「KMFC」を深く飲み込んでいた。
・・・結論から言うと、釣果7尾の内5尾がまあまあサイズで、3尾がこのハリを咥えてくれた。・・・これでこのハリの良し悪し、効果を判断することは出来ないが、少なくも「悪いハリ、喰わないハリでは無い。」ことは証明されたと言えるだろう。
小生は思うのだが、ハリの良し悪しは「理にかなった釣れるハリ」が一番なのだが、自分が使ったハリを「自身で好きになれるか否か」、そこら辺で決まるのではないだろうか。ただし、その「理に適う」とは、これぞ釣り人にとって永遠の課題なのかもしれない・・・。
小生は長年の経験から、細地に改良された鱚介アブミは、こよなく理に近いハリだと思うし、自分として一番好きなハリであることは間違いない。
今日、やっとシーズンインを感じられた良き日となった。明日、明後日は平塚海岸で、来週は、また、西伊豆を巡ろうと思って居る。
午前3時、4時起きが続いている・・。早寝早起き、酒も食事も旨い。健康で居られることの有り難さをつくづく感じる日々でもある。
ケイムラ・フッ素コートで試し釣り!!
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執筆者:高澤鱚介