船釣りを楽しむ

三浦・秋谷〜久留和沖の船キス

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

結構こんなのが!!

 山陰釣行から帰ってホームの平塚海岸に何回か出かけたが、カルチャーショックと言うか、釣れないことの厳しさを改めて感じている。

 そうした中、三浦半島小網代の船宿・丸十丸の小菅船長から、シロギスの試し釣りをやるから来ないか?・・との誘いを受けた。
 丸十丸は、ほぼカワハギ専用宿なのだが、今年からシロギスもやってみたいという。また、初めての「和竿で釣るシロギスの会」を7月16日(日)に行うことになって居る。
 言うなれば、それを目指して、先ずは釣り場の開拓と魚影の確認を行うための試し釣りなのである。

 勿論、その「和竿大会」に参加する積りなのだが、小生も三浦の相模湾側の船キスはやったことが無い。精々、葉山で漁師をやっている友人の船で、浅場の良型を楽しんだ事位しかない。・・喜んで、その試し釣りに参加させてもらった。

 釣った場所は、良型が期待できると言う「秋谷海岸〜久留和漁港前」の沖合20メートル立ちで、根掛りはほとんどない釣り場であった。
 
 この日の試し釣りで、一つだけ自分なりに試したいことがあった。「塩東京スナメ」の効果を見たかったのである。生エサと違って管理し易く、エサ付けも楽である。
 山陰で大いに効果を見たのだから、ここでも通用するに違いないとも考えたのである。・・・同時に、これであれば少し欲張って、大物も期待ありと助平根性もあったのだ!

 ジャリメも青イソメも持参した。第一投目から「塩東京スナメ」で好釣に滑り出し、途中それらも使ったが、喰わないことは無かった。・・・でも、「塩東京スナメ」に拘り続け、最後までこれで押し通してみた。

 今日の同乗者にはカワハギ師匠の久保さん、汐よしの早坂さんなど8名で、シロギスに関しても名人級の方ばかりであった。
 皆、良型をそれなりに釣って楽しみたい。・・・雨の降る寒い船上だったが、流し変える毎にシロギスの群れに当り、20センチ級のガンガン、ガクガクとしたアタリを楽しんだ。

 さて、結果から見ると名人級は40尾台で、ジャリメ、アオイソメでコンスタントに釣ったと言う。して、我が釣果は37尾とマアマアの数、内30尾以上は「塩東京スナメ」だった。なお、エサの違いによるシロギスの大きさは大差なかったようである。

 今日の結果だけから、エサの差異やシロギスの食い気の関係などは良く分からなかったが、日々異なる海況の中で、これからも「塩東京スナメ」の効果を見て行きたいと思っている。

 ・・・14時沖上がりし、宿の気遣いで、冷えた体に暖かいウドンが癒してくれた。
 投げには届かない範囲や場所さえ選べば、シロギスは何処かに屯している。
 キス釣りの旬は夏、陸の投げ釣り、海上からの船釣り、・・・共に楽しみたいものだ。


 なお、7月16日の「和竿で釣るシロギスの会」される。また、その大会に向けた「試し釣り」の出船が6月18日(日)、7月2日(日)、7月9日(日)、・・何れも午前8時出船で行われる。・・・料金は8000円で、予約制だが、まだ空きはあると聞く・・。
 大きなキスが手元でガンガン、シロギスの本当のアタリが楽しめる筈である。興味のある方は「船宿丸十丸」?046−881−0100まで、直に電話でご相談ください。
 





-船釣りを楽しむ

執筆者:

関連記事

和竿で釣るカワハギの会・・に参加!

自分に似合った一番小さな木彫りのカワハギ!! 昨日、三浦小網代の丸十丸主催の「第5回・和竿で釣るカワハギの会」に参加させてもらった。 ウイークディにも拘らず80名からの参加者で、船も4杯が揃えられた。  和竿がこれほどに人気があるとは驚く。・・しかし、カワハギのような「和の釣り」にはこれがとても良く似合う。 看板に「世界に唯一の愛竿を手に楽しい一日を過ごしましょう」とあるが、その通りである。 我が愛竿は、横浜竿の「汐よし」さんで3年前に拵えてくれた名竿である。だが、如何せん、それを持ち、使…

Loading

「はりよし」カワハギ釣り大会

我が一団は艫に! 今日、横須賀市長井の「儀兵衛丸」で行われたつり針メーカー「はりよし」の第2回カワハギ釣り大会に行ってきた。 事前申し込みで、定員20名の至って家族的な雰囲気の中での大会だった。 小生は鱚介アブミのお付き合いで「はりよし」のテスターをやっており、今日はカワハギに興味を持った投げ釣り仲間を誘っての参加であった。 ・・・とは云うものの、お誘いした3方は全くの入門者・・。まだ、カワハギ修行中のわが身一人ではとても彼らの面倒は負えない。そんなことから、我がカワハギ釣りの師匠久保秀一…

Loading

三浦半島・小網代のカワハギ

久保師匠の笑み!! 2週続けてカワハギ釣りのチャンスに恵まれた。昨日の今日、師匠の久保さんから小網代のカワハギに行くがどうか?との誘い、・・・この日も、二つ返事で決めてしまった。 実は、先の烏帽子岩周辺のカワハギ釣りで反省したこと、学んだことを実戦で試したかったのだ。 小生、以前はカワハギ釣りでは一般的なベイトリールを使っていたが、どうも馴染めないでいた。・・3年ほど前、村越正海さんのスピニング・カワハギに魅せられ、今はこれが自分流の道具となり、釣りとなっている。  竿は、横浜竿の汐よしさ…

Loading

和竿でシロギスを釣る会

宮本さんの釣り姿! 昨日、横浜竿の「汐よし」さんが主宰する「和サオでシロギスを釣る会」に、久保秀一さんとともに参加させていただいた。 船宿は、横須賀市の久比里にある「山下丸」。総勢16名で、その道の達人ばかりである。  午前8時、船は平作川を下って海に出、三浦海岸沖に着く。水深は4〜5メートルか、・・入れてすぐに15、6センチの可愛いヤツがきた。だが、メゴチがやたらと多い。・・うかうかしていると一荷で付いてしまう。 出船時にあった南の風が強くなり、魚の食いも悪い。船は移動するが、特に小生側…

Loading

スピニング和竿でカワハギ!!

スピニング和竿で!! 昨日、久しぶりに我が師匠・久保秀一さんとカワハギ釣りに行ってきた。三浦小網代の丸十丸からである。 この日の楽しみは、横浜竿の「汐よし」、初代早坂良行竿師に造って頂いたスピニングリール用のカワハギ和竿の“竿おろし”であった。 通常と云うか、カワハギ釣りにはベイトリール(両軸リール)が使われる。しかし、我が手は投げ釣りで使うスピニングリール用に変形しているから、カワハギ釣りに行ってもどうも手が合わず、ベイトリールを使うのが苦痛でもあったのだ。 このベイトリールオンリーか…

Loading

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ