昨日、このブログを書くとき、未だハゼを食べてはおらず、その美味さを思い出しながら書いていた。
しかし夕刻、釣りたて、熱々のテンプラを口にした時、余りの美味さにビックリ!! ・・ハゼってこんなに旨い魚だったのか!!と、改めてその上品な美味さを知った次第である。
大漁だったキスに飽きていたのかもしれない。・・・が、これはいける! もっと食べたい、また食べたい・・と、そんな思いが頭の隅に残された。
・・して、今朝4時には目が覚め、船キス用の道具箱から、ハゼに使える仕掛けを取り出し、早々に家を出た。・・もちろん、昨日と同じ「馬入のハゼ釣り」への再挑戦である。
少し暗いうちだったが、馬入川左岸の国道134号線の高架下に陣取った。・・・といっても、誰が来る訳では無い。釣り場は広いが、ハゼ釣り人はほんの数えるほどで、釣り場の何処もが我が釣り座なのである。
潮は落とし始めており、今日は2本竿で挑戦してみた。・・・ポチポチと間断なく釣れ始め、型は大中小の混りだった。昨日急ごしらえした「5号のナス型オモリで造った半ぶらテンビンオモリ」が実に調子良い!! アタリもノリも感じが良い!!
以前、ハゼ釣りでは、仕掛けの長さが極端に短いことを教わっていた。・・が、どうやらここでは長めの方が良い。
例えると、船キスの仕掛けでは、東京湾は短く、相模湾は長い・・。丁度これと同じようで、相模湾用に造った船キス仕掛け(全長90?、2本バリ)がピタリと合う。
ハリは鱚介アブミ6号を使ったが、もっと大きめのアブミの7号、8号でも良い。それに、竿は穂先が柔らかい方が乗りが良く暴れてもバレが無い。
もっと楽しむなら、振出しの延べ竿が良いのだが、生憎、持ち合わせず、小生は船のキス竿を使っている。
ハゼ釣りにも当然、その道の大家が居り、素人が知ったようなこと言うなと叱られそうだが、何処の釣り場でも、其処に合った釣り方や道具がある筈・・。・・今、小生が通い始めたこの馬入川の左岸の釣りはこれで十分釣れる。
今日は、潮が下げた中での釣り、潮止まり中の釣り、潮が上げ始めの釣りと、条件の変わる中での釣りだったが、矢張り潮の下げ始めと、上げ始めが良かった。
釣果は、89尾だった・・・。帰って、早速テンプラ用に捌いたが、暫しストックして、日曜日に来る筈の娘や孫達にも、是非食べさせてやりたいと思って居る。
馬入のハゼ 再び!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介