3週連続で南伊豆を廻って来た。7日夕刻、子浦の海岸から沖に出た2人乗りのシーカヤックが不明となり、翌日沼津で一人の遺体が上がったそうである。もう一人はいまだ不明とのこと・・。
その日、海域は大荒れだったそうだ。一見、この妻良湾は静かに見えるが、湾口から出た先の外海とは全く条件が異なる。・・彼らは、その静かさに惑わされ沖に出てしまったのだろう。
また、2人乗りのシーカヤックは技量が同じでないと、転覆してしまった時など上手く起きあがれない。ましては大荒れの海ではままならないと聞く。
以前、三浦のカワハギ釣りで、ボート転覆事故現場に遭遇し、船長の機転で救出したことがある。・・・小型軽量の船舶での海難事故は多く、簡単に起こってしまうそうだ。・・本当に怖いものである!!
竿を出した昨日も、冷たい西風が未だ吹き止まず、水温も16℃台に下がっていた。午前6時頃、釣り場で先日一緒した富士市の渡辺さんに出会った。この日も一人で来られたとのこと、一投目を済ませたところだが、何ら気配を感じないとのこと・・。
支度を整え、暫し頑張ってみたが矢張りアタリは無い。止む無く、場所を漁港奥に移動。・・・食いが立ったのは、チョイ投げの距離、1色手前だった。・・・大きくは無いがそこで4尾ゲット。
海岸砂浜に行った仲間からの情報では、3色位で釣れて居るとのこと・・。直ぐに移動し、約2時間ほど頑張ってみた・・。
そして、この日の釣果だが、20オーバー3尾を含む計7尾だった。仲間も、それぞれツ抜けることは出来なかった。堤防先端で頑張っていた渡辺さんも4尾と、貧果だったそうな!
敗因は、水温が低下したこと、小潮で潮の動きが無かったこと。それに寒さが、この日の釣りを一層難しくしたように思えた・・。
南伊豆 妻良湾で!
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執筆者:高澤鱚介