投げ釣りでは、キスは足で釣れ!・・と言った格言がある。とは言うものの、実際にはサオにクーラー、バケツ、竿立て等々、こんなものを持って釣り場を移動するのは大変なことである。
また、今や、釣り場と駐車場は離れた場合が多く、これも難儀なのである。さらに言えば、わが身のような年寄りにとっては、なおさら大変なのである、
そこで登場するのが背負子(しょいこ)。これならば手が空き、物を両手に持てるし、身動きしやすい。・・今や多くの釣り場で見かけるようになった。
ただ、使う者によってクーラーの大きさや装備品の違いがあり、ピタリと見合ったサイズの背負子を見つけるのは難しい。
そこで、市販のベーシックな骨組みだけの背負子(アルミニ製)を買い、台や留め金など、自分なりに使える改良をするのである。
・・・小生は今、8ℓのクーラー用の自分で改造した背負子を使っているが、遠征用に使う10ℓクーラー専用のものが欲しかった。
神奈川サーフの和田満雄会長さんが改造をした背負子は軽量タイプのもので、仲間からの評判が高く多くの方からせがまれ、これまで多くの改造を手掛けている。
実は先日、仲間から頼まれた出来合いを見て、遂に、小生もお願いしてしまった。鱚介オリジナル工房でも造れないことは無いが、和田さん並みには造れそうにない。
それが昨晩完成しわざわざお持ち頂いた。・・・実に良い出来栄えである。
そして今日、クーラーやサイドボックスなどを取り付け、いつでも使えるように整備完了。・・5月以降予定している遠征が楽しみである。
背負子(しょいこ)の完成です!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介