また、カワハギ釣りに行っちまった

投稿日:

先日、29日の船キスの際、村越正海氏からそっと聞いていた三浦半島小網代へのカワハギ釣り・・今日、行ってきた。この所、すっかりカワハギ釣りの虜になってしまった事は否めないが、一度でもやった方にはその面白さがお分かりいただけると思う。まだ、やったことが無い、釣ったことがない方には是非お勧めしたい釣りである。出船は8時。ぎりぎりに船宿「丸十丸」に到着する。受付、支払いを済ませ、待っていてくれた小菅社長の操船する船に急ぎ乗り込む。今日のメンバーは村越さんと小田原の長谷川釣具店の谷川雄一さん。最近良くご一緒する写真家の久保秀一さんも友人2人を伴っていた。今日の乗合船は一般客2人を入れ、総勢8人。まあ、悠然とした大名釣りって言うんですかね?この日は、天気予想とは裏腹に、北東の冷たい風で曇り空。おまけにウネリがかなり高い。帰ってからの船頭さんの話では、3メートルもあったそうだ。さて、釣りのほうだが、この日は食いが渋く中々思うようには釣れない。仕掛けを換えたり、エサのアサリを何度も取り替える。しかし、アタリがあっても何故かハリ掛かりしてくれない。私の右隣の谷川さんも私と状況は同じようだ。だが、この釣りは初めてだと云いながらも手さばきは慣れている。彼はルアー釣りのベテランであると紹介を受けた。ナルホド・・この難しい中でも、きっちりと基本を守った釣りをしているのである。私の釣り座はミヨシ近くで、船の上下の揺れに合わせて仕掛けの上げ下げをするには根気が要る。今回で3回目の挑戦だが、「カワハギは難しい」といった格言?が段々分かってきたような気がする。しかし、条件は皆同じだ。寒い中、ポチポチと釣れるカワハギに皆が一喜一憂するが、その間合いは長い。船頭さんは何とか釣らせようと何度も場所を変え、一流しして誰かが1〜2尾釣っては、又、変えると言った具合である。ナルホド・・釣り人も船頭さんも苦労する釣りとはこういうものなのか?・・楽しく愉快な筈の釣りに苦労が伴うことなど、釣りをしない人には多分、分からんだろーな!!と、変な感心をしてしまった。3時30分、釣りを終了する。結果から見ると、矢張り上手な人は上手である。船中トップは過日と同じ久保さんで、15尾の釣果であった。最少は3尾だったと聞く。私は6尾だったから、多分平均値といったところだろう。今日の悪条件下で・・よく頑張ったと、自分をほめてやることにした。村越さんや久保さんたちは、今日が今期のカワハギ最終日だと言っていた・・が、・・結果から・・「どうもこれでは終えられそうも無いですね?」が、アウンの挨拶となったようだ。船宿「丸十丸」さんから、採れたての生ワカメをお土産に頂き帰路に着いた。

Loading





-未分類

執筆者:

関連記事

石持も鱚も釣れたり17℃

何時もの場所で、昨日は雨後の濁りの中で、2~3歳くらいのイシモチが釣れていた。ならばと、今日は少し早めにイシモチ狙いで出かけてみた。 狙ったイシモチは大きかった! 結果は写真の通りだが、キスも釣れた。 …

Loading

no image

平塚海岸 落ちギスの荒食いを予感!

 18日の金曜日は、西風が強く海岸一帯は大荒れだった。しかし、昨日の朝、エサでも洗おうと海に出た所、すでに波は治まっていた。 今頃の荒れは一段と水温低下に結びつくので心配したが、気配からしてその心配はなさそうだった。  ・・一旦家に戻って道具を持ち、9時過ぎにテトラ前に入ってみた。 何と、一投目から20センチ級が・・。11時30分ごろまでに、ヒネ3尾、小ギス15尾が釣れたのである。 今日20日、午前7時過ぎに再び同じテトラ右端に行ってみた。・・やや強めの西風が吹いており釣りにくそうだったが、水温は高…

Loading

no image

異口径のパイプスリーブ完成!

本年1月8日の本欄で「段違いスリーブ」が間もなく完成すると発表したが、それは見事に失敗した。当方の設計が甘かったためで、要らぬ出費もしてしまった。 その後、規格、材質、製作工程などを徹底的にメーカーに研究してもらい、この度やっと完成にこぎつけた。そして名称も新たに「異口径パイプスリーブ」(略称:異口径スリーブ)と命名することに決まった。 これを簡単に言うと、2本の異なった径の針金を両サイドから差し込み固定し、1本の針金に仕上げる金属製の接続パイプで、テンビン造りに於いて必要不可欠な部材なのである。 …

Loading

no image

平塚海岸 テトラ前のチョイ投げ!

 平塚海岸のテトラ群〜前、ここでやっと夏らしい釣りが始まった。海岸沖に東西に延びるテトラ群は約300メートル。・・・渚から投げると、左右末端の台形波止までは4〜5色近く、中央のテトラまでは2〜3色である。この1色の違いは潮の干満の加減・・。 ここでは一年を通してキスの顔が見えるが、今年は釣れ始まりが遅かった。・・・だが、今年も例年のように、やっとテトラ前のチョイ投げで安定して釣れるようになってきた。 タダ、釣ろうとするならば、それなりに幾つかの条件が合わないと数は釣れない。 先ずは、潮の干満は別にし…

Loading

松過ぎて未だに釣れし目出た鱚

最後の釣果か?? 松の内は今日の七草粥をもって早終わる。砂浜からの投げ釣りで、年を越してからも未だ釣れると云うのは稀だと言えるが、これは温暖化の恵みとも言えそうだ。・・ただ、我々投げ釣りマンにとっては …

Loading

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ