東西投げつり選抜100人の会

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6月24日が前夜祭、25日が大会本番の「東西投げ釣り選抜100人の会」に、湘南・鱚酔会を代表して力石一穂さん、長島吉孝さんと共に出場してきた。場所は愛知県の渥美半島先端に近い、田原市の堀切海岸での釣りと、前夜祭は高級リゾートホテル「伊良湖ガーデンホテル」であった。主催は全日本サーフキャスティング連盟。今回で29回目を迎えた歴史ある釣り大会である。この大会のスタートは東西選抜40人の会に始まり、確か15回目大会から100人の会となったと記憶する。注目すべきは、実に整然と準備され、真心のこもった大会運営がなされることである。昨年も出場させていただいたが、連盟の組織力、執行部の統率力には甚く感じ入ってしまったのである。大会の概略だが、愛知県と静岡県の間で線引きし、東西に別れた双方から選抜された50人ずつ、計100人でシロギスの数釣りを競うのである。今大会には、北は宮城県、西は福岡県、南は高知県といった遠来の選手、地方大会から立ち上がってきたそうそうたる選手も集まっている。競技は、第1ラウンドが予選で午前5時から8時まで、第2ラウンドが決勝で、9時から11時までとなっている。先ず、予選は抽選によって東西から10人ずつ20名が選ばれ、5グループに分かれA〜Eブロックに仕切られた海岸で戦う。その結果、東西の各上位者3名が決勝ラウンドに進めるのである。続く決勝ラウンドは、予選ラウンドで一番良く釣れた連続する2ブロックを使って、生き残った30名が決死の戦いを行うのである。この決勝では、各選手の表情にはゆとり等は無い。持てる釣技を駆使し精魂込めた、正に戦いなのである。結果だが、湘南・鱚酔会からは長島吉孝さん1人が決勝進出を果たしたが、成績は14位と真ん中。因みに、私は12尾で、1尾差で決勝進出はならなかった。だが、予選結果から見ると、私の12尾は全体の26位くらいだったから、そんな捨てたものでも無さそうと一人自己満足をしている。言い訳となるが、敗因は明らかに距離の差だった。多くの事前の情報から、近いか、遠いかの、二者択一だった。当然、私は何時ものようにダイワ・モアザン・カムイツクシイで近場狙いを徹底したのだ。だが、ビュンビュン投げる遠投派の「連釣り」に対して、ポチポチと拾う程度の釣では適わなかったのである。今年は、ジャンボ軍団の仲間から老人用遠投手法などを教わって、遠投に再チャレンジしたく思っている。何れにせよ、結果は言い訳でしかないからこの辺でヤメにしよう。大会結果は、上位10人の内、東勢が9人を占めた。優勝は予選5尾、決勝27尾の上越釣研サーフ・佐藤純夫さん。2位は予選27尾、決勝23尾の柏崎サーフ・鈴木剛さん3位は予選27尾、決勝21尾の富士鱚楽会・朝原広朗さん・・だった。予選ラウンドの成績表を分析すると面白い。例えば、Dブロックでは、最高10尾釣った選手が1人のみ、それ以外の29人が0〜7尾の貧果。ここには魚が居なかったといえる。また、Aブロックでは10尾以上釣ったものが17名もいたのである。ところで、ここが特に面白い。優勝した佐藤さんは、このDブロックで5尾から立ち上がり、また、同じく4尾で決勝進出を果した吉原サーフの高木博さんも、決勝では19尾を釣り4位に入賞している。この二人とも予選での苦戦をバネにして戦ったのであろう。実は、同行の力石君も、キスが居ないこのDブロックで惨敗してしまったのである。また、成績から見ると、特徴的なのは遠投派が圧勝したことが分かる。予選で釣れなかったブロックでも、超遠投で他と大差をつけた選手もいるし、上位入賞者の殆んどが遠投派で知られた選手ばかりであった。余談決勝ラウンド中、残った70名は何をしていたかと言えば、全員で罰ゲーム?・・ゴミ拾い!!・・であった。釣りを知らない、やったことが無い、釣り人は海を汚す・・などと思っている人は意外と多い。敢えて言うのだが、最近、釣り人はゴミ袋を持ち、自らのゴミは帰っている。また、多くの釣り大会で、こうした自然保護への取り組みが行われるようにもなった。ここに、小さくあろうも、自然との共生、地元への貢献がなされた大会であったことは喜ばしい。背後に咲くノバラの花が一段と輝き、小さなバッタが安心して花と語り合っていたのが印象深かった。

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