シーズン最後のカワハギ

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昨日、我がカワハギ釣りの師匠である久保秀一氏の誘いを受け、今シーズン最後のカワハギ釣りに行ってきた。船は、三浦半島小網代港の船宿「丸十丸」。小菅祐二船長の話しでは、秋から釣れ続いたカワハギもめっきり少なくなり、ここ数日は、1日置きか、2日置きで喰いが良かったり悪かったり。・・・今日は良い側の日だろうと云う。 午前8時、期待を持って船に乗る。・・だが、何となく静かで寂しい船上だ。「悪りぃ、悪りぃ!!の情報が飛び交っちゃぃやがってよー、客足が遠のいたかもしんねーなー」との船長の言。確かにそうなのかもしれない・・何と、今日は師匠と小生との二人船となってしまった。昨年、平塚の庄三郎丸からのシロギス釣りで1人仕立てのような経験をしたが、今日も同じようなものだ。まあ、出船中止!!などとは成らずに良かったが・・。 だが反面、これが幸いし最近ずーっと不調続きの小生にとって、師匠からしっかりとカワハギ釣りの基本を教われるかも知れない。・・そんな思いでの出船でもあった。 しかし、城ヶ島の西側沖に出て驚いた。海が真っ暗で、何時もの潮とは状況が全く違う。一晩でこんなにも悪くなってしまうのか?・・と、船長も嘆いている。 そんな中、ここぞと船を止めた近場で仕掛けを下ろしたが、全くもって反応が無い。期待を引き出す為に、先ずは1尾の顔がみたい。師匠のしゃくりを真似て一生懸命に竿を上下するのだが、・・全く反応が無い。多分、師匠すら釣れないのだから、そこにカワハギは居ないのだろう・・と言うのが自分流の判断。同時に、釣れない事になれてしまっている小生にとっては、釣れない事などチットモ気にならない。だから、何時ものことだと気持ちはノンビリしている。・・が、むしろ船長の方が気が立っていたかもしれない。 カワハギだったら俺に任せろ!釣り場の熟知度は三浦でこの人を置いてないと言われる小菅船長だ。悪条件の中、釣らせられるのは俺だけだとの自負もあろう。  そんな状況の中、それでも経験豊かな小菅船長は、明るい潮を求めて場所を変え、潮を選び選び移動する。1時間も過ぎた頃だったろう、待望の1尾が小生に来た。だが、小さい。さらにアタリを感じるようになったが、違う魚だ。トラギス、ベラ、フグ等々・・。 暫らく後、師匠にも来た。大きな手のひらサイズ。やっと期待が湧き出した。だが、一流しして戻った所で、もうアタリは無い。  魚が居ない中、兎も角船長は気を使ってくれ走り回ってくれた。そのお陰で、午後、かなり西に向かった側で見違えるように澄んだ、何時もの潮目を見つけそこに入る。 すかさず師匠が釣り始めた。一流し1枚、2枚と本領発揮である。小生も師匠を真似、全く同じに動作を繰り返すのだがカワハギは見向きもしてくれない。ガンガンと強いアタリが何回かはあった。だが、途中でバレてしまうのだ。 2時を過ぎ、そろそろ終盤に近づいた頃だった。最後に近い一投に、かなり強烈なアタリが入る。今度はしっかりとハリ掛かりした感じである。ハリ掛かりした後の特有のガンガン!!とした突込みと、大分上層まで上がってきた頃に再びガンガン!!と来る。この強烈なアタリが、何と云ってもカワハギ釣りの醍醐味だろう! 水面近く浮かんできたその姿は大きい。師匠も、船長も、タモだ、タモだ!!と云ってはくれていた。・・・しかし、浮き上がってくるその勢いに乗せて自信を持って引っこ抜いた。確かに27センチと大きく。470グラムと重かった。 釣り上げて、少し興奮気味だった感じを今思い出している。確かに、数枚撮ってくれた自分の写真にそれが現れていた。こんなハプニング?の後、今度は師匠にとてつもない大きなウマズラハギが、小生には嬉しい外道、マハタが掛かったのである。  まだ沖上がりの時間は残っていた。しかし、小生にとっては数こそ少なかったものの、仕留めた大カワハギの感触が、今シーズンを終了するに相応しい思い出となり今日を終了した。来シーズンの一投目は、多分この感触から始まるに違いない。 久保師匠も、これで今シーズンのカワハギ釣りを終了する。だが、今日いただいたメールの中に、「昨日は、納竿に相応しい納得の釣れっぷりに大満足の一日でした。後は“釣れ出した”と船頭から連絡の無い事を祈るばかりです。」・・・が、ヤケに気になるのである。 

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