小生の若い愛弟子と言って良いだろう、今年大学生になった岡田憲哉君が駿河湾原海岸で行われた「日本サーフの地区予選大会」で見事優勝した。 彼は中学生のころから釣りを覚え、本命は投げ釣りであったが、大磯高校時代には平塚漁港の庄三郎丸で上乗りのアルバイトをし船釣りの原点も勉強していた。 高校生時代の彼は、大学受験に取り組みながらも投げ釣りに没頭し、小生の目から見ても筋は良く、これからが楽しみな男の一人だった。 今年4月、望んだ通りの日大理工学部航空宇宙工学科に入り、今、先端の学問に取り組み始めている。 彼は、大学で体育会系のクラブに入りたかったようだが、それを諦め高校時代に未練を残した投げ釣りに、改めて専念したいと言う。 ほぼ1か月が過ぎ、大学生活の方向が見えてきた中でやっと好きな釣り、今回の大会に、初めて挑戦出来たのだそうだ。 彼は、190?に届く長身を生かして、すでに8色にまで投げられるようになっている。しかし、今日の原海岸では最初の頃は苦労し、何回も仕掛けを変えつつキスの居場所が3色であることを確認し、集中的にそこを攻めてみたそうである。 まあ、と言って良いかは分らないが、そうした努力の結果11尾を釣って、見事優勝したのである。 若い者の感覚と行動が、今日のこの釣りに旨く組み合ったのだろう。恐らく、これを機会に、これからの投げ釣りの世界で活躍してくれるようになるだろう。 下は、彼から届いたメールである。彼に取っても忘れられない本格的な「投げ釣り人生」の1ページとなるに違いない。 余談だが、夕刻、受け取った賞品の缶ビールを抱えて、「どうぞ飲んでください!」っと届けてくれた。つい嬉しくなって、夕食時に彼の偉業!を称えて女房と軽く乾杯をさせてもらった。鱚介さん こんにちは! 今日、日本サーフの投げ釣り大会の静岡予選が原海岸であり、優勝することが出来ました。(^〇^) 嬉しくて報告しちゃいました! 優勝も嬉しいですが、キスのサイズがほぼ全て20?以上で、久々に良い釣りが出来ました! 岡田 憲哉