今日、久しぶりに船のシロギスを釣りに行ってきた。普段は平塚の庄三郎丸で行くのだが、最近は船キスは人気が無く、客も来ずで、乗合船は休止している。 止む無くと云うか、神奈川県栽培漁業協会の評議員として同席する沖右ヱ門丸の木村社長のところにお世話になってきた。ちなみに、小生は昨年から「沖右ヱ門・友の会」の会員でもある。 このところ潮が悪く、今日も期待薄・・と云う事前の情報の通り、マダマダ本番には遠いという感がした。確かに、釣果の方は良くは無かったが、釣れる魚の型は良く、アタリの方は十分に楽しむことができた。 実は今日、もう一つの楽しみがあったのだ。それは多分、全く誰も考えてないような新型のテンビンを手造りし、それを試したのである。 ひと言で云うと、「真打ち」の船バージョンである。形から表現すると、「真打ち・船キス・振り分けテンビン」とでも呼ぼう!! 写真のように、アームを2本出し、それぞれに1本バリ仕掛けを結ぶのである。 ハリスの長さを段違いにすることで、仕掛けがらみは全く無いことが分かった。また、喰いの方も、今日においては2本バリ仕掛けよりも良かったし、特に、大型がヒットしたのには正直驚いた。 食いが悪い時や大物狙いの時には、長めの1本バリ仕掛けが良く使われる。・・そんなことからヒントを得て造ったのだが、今日のところの結果からは「いけそ〜」である。 近々のうちにもう一度船キスを予定しているので、さらに、改良を加えた「真打ち・振り分けテンビン」を試してみたいと思っている。 今は未だ、真面目に商品化しよう等とは考えていない。恐らく商品化は難しいだろう。だから、遊び用の「面白テンビン」として終わっても良いと考えるのだが・・・。 どなたか、是非とも使ってみたいと云う方が居れば、10本程度なら試作いたしましょう!!・・工房のHPからでもご連絡を!! ここ二、三日は、この新しい面白テンビン造りで忙しくなりそう!!・・追及は飽きず止まず、楽しみがさらに増してくる。・・釣りをやっていて本当によかったなぁ〜と、つくづく思う。