海水浴が始まる寸前の「東伊豆・河津海岸」に行ってみた。久しぶりに見た海岸は波が引き、平らな砂地が広がって穏やか。1、2投、階段下の3色を探ったが、2色付近で15、6センチ級が2尾、3尾と付いてきた。 この海岸で、型も数も実績があるのは中央部の135号線の信号下である。 直ぐに移動、そこで15〜20センチ級が3色手前で喰い盛った。同行の「ぷーさん」も階段下で連続して小ギスを釣っていたが、やがて信号下に合流・・・。 直ぐに3連、4連と喰い続き、小生には7本バリのパーフェクトもあった。エサはジャリメ、塩東京スナメ、どちらにも喰ってきた。 午前8時30分には50尾を超え、もう充分楽しめた。この日選んだ河津海岸に間違いが無かったことも確認した。 まだまだ釣れてはいたが、「もう少し、型の良いのが釣りたい!」とぷーさんが言う。車中話していたマル秘的ポイントに行きたいという。…そんなことで9時にはサオをたたみ、下田方面にに移動・・。 場所は、以前にも紹介した、爪木崎の小さな湾奥。小場所で2〜3人しか入れないが、時にはジャンボサイズも期待できる場所である。 駐車場で500円の料金を支払い、5分ほど歩いて釣り場へ・・。他に釣り人も無く、すぐに支度を整え投げてみた。 そこでも、1投目からぷーさんに21センチの透き通るような美しい丸々と肥えたキスと、大きなメゴチが来たのである。・・・続いて小生にも、・・こっちも大きなメゴチ付きだった・・・。 ここは大きなメゴチがよく釣れる。最近、投げでメゴチが釣れることは少なくなった。人によっては、これを嫌い捨てていくが、小生は大事に持ち帰る。 最初に続き、しばらくは良型のキスとメゴチが喰い続いたが、やはりここは小場所である、やがてキスは小ぶりになってしまい、喰うのはメゴチのみとなってしまった。 ここでの釣果は、キスが12、3尾、その内20センチオーバーが6尾だった。メゴチは、何と25尾にもなっていた。 11:30分終。・・今夜は久しぶりにメゴチのテンプラが喰えそうである。 ずっと長い間ダメだった河津海岸にやっとキスが戻り、居付き始めた感がする。伊豆の砂浜の多くは海水浴場になっており、7月13日頃からオープンする。 海水浴場となっても、早朝なら釣りもできるが、まだ間に合う!!・・明日から10日間くらいはじっくりと、砂浜の上で狙えそうである。 海水浴場から追い出されたような時、そんなときに行くのが小さな入り江や岩場、堤防となる。ただし、紹介したように、小さな釣り場はそれなりに人数も限られ、キスの居付きも少ない。・・・根こそぎ釣ってやろうなどとは考えずに、わきまえた釣りを大事にして欲しい・・・。