写真のトーン記号のような針金細工が何かお分かりだろうか? 飲み込まれたハリを外すには、針抜きなどはいらない。エラ付近を指で挟んで引けば直ぐに抜ける。・・と、仰る方が結構居られる。 ・・・が、口内の硬い部分に刺さったり、深く飲み込まれたハリはそうは簡単に外せない。 だから、針抜き&ハリ外しが必要で、釣りには無くてはならないアイテムとなるのである。 ・・で、ハリ外しは本当に沢山の種類と言うか、形のものがあり、多くは手製で自分用を造る方が多い。 直接ハリを掛ける部分はほぼ同じような構造だが、実際使ってみると使いずらいものも結構多いし、木製は乱暴に扱うとトップが欠けてしまう。 下の写真は、何時の間にか増えてしまったハリ外しの一部であるが、特にキャプションにも載せたトーン記号状のものは抜きん出たデザインである。 これは自製では無く、どこで入手したのか定かでない。・・が、確か、すでに廃業してしまったある釣具店から貰ったような気がする。 写真は左から、黒檀、竹(高知の虎斑竹)、ステンレスハリガネ、鉄棒、パドック(三味線の弦)、竹(孟宗竹)である。