お薦めできる「キス・スペ 405 FX+」!!

投稿日:

 これまで、このブログで竿のことを書いた事は少ない。 ・・何故なら、竿の良し悪しを評価したり、評論できるだけの知見を持たないからだ。 投げ釣り用の竿を造っているメーカーは数社だが、その種類は多いし、毎年繰り返し新しいモノが出されている。竿の良し悪しは実釣する中で感じ取ることが出来るのだが、こうした大量の竿、高額な竿を持つこと、試すことも、ましてや日々、実釣で試すことなど出来る訳がない。 そうした難しい条件の中にあっても、この竿は良い、あの竿はダメだ・・等々、釣り人の間では当たり前に、しかも淡々と、自信に満ちた評論がなされていることが不思議でならない。・・それに惑わされる方も結構多いのだ・・。  竿の良し悪しは、同じ竿であっても、使う個人の体力や経験値によって全く異なるものである。従って、自分に良いからと言って、必ずしも他人にまで勧められるものでもないだろう。 小生はこうした意識から、自ら感じたままを語ることはあっても、知ったかぶりで人様に高価な竿を買わせてしまうような「切っ掛け話し」は出来ないのである。 とは言いつつ、多くの方から竿のことを聞かれる。 ・・・確かに、これまで多くの竿を振ってきた。つい先日、これまで使ってきた古い竿を50本ほど処分した。 リールシートやガイドが腐ってしまい使える代物ではなかったが、このまま置いても邪魔だし、後々処分に困るので、この際一本一本の思い出を断ち切りながら処分した。 でも、比較的新しく使用に耐える大事な竿が、未だ30本近く残っている。これからはもう一度、時期や釣り場に応じて使い分け、今に見合った竿を見つけたいと思って居る。  さて、小生は「投げ釣り用の竿」に関して、自分自身の体力や技量に応じて、二つの機能面から良し悪しを判断している。 一つは、「投げ(竿)」の機能であり、もう一つは「釣り(竿)」の機能である。この二つの機能が、自分にとって適当に満たされるモノ、・・・これが自分にとって良い竿であると思っている。  長い経験から見ると、投げ釣り用の竿は、これまで「投げる機能」ばかりを重視してきたように思う。しかも、如何に遠投が可能かを追求してきた。いわゆる硬調子の竿である。 ・・釣れる範囲を広く探れることことから、確かに遠投は有利である。また、投げ釣りの魅力として、人よりも遠くに仕掛けを投げ込むと云った競争心を高めてきた。・・それも良いだろう。 ・・・実は、こうした反面、投げ易さ、アタリの楽しみ、細かいテクニックなど、釣り本来の楽しさを実釣できる軟調子の竿・・・、これを遠ざけていたと言えないだろうか。 一つの見方だが、こうした軟調子の竿を持つことを、自ら恥ずかしがる雰囲気すらあったと思う。  しかし、である。・・・投げ釣りの世界も進展し、最近では、競争の釣りから自然環境を重視した、静かな釣り文化が育ち始めているように思える。・・・言うなれば、一尾の魚を、大事に、楽しみながら釣るといった方向にある。 同時に、投げ竿も進化し「投げ、釣り」を、同時に満足できるような竿も出現した。・・この際、ニワトリが先か、卵が先かはどちらでも良い・・。 小生がずっと抱いてきた釣りであり、探し続けた竿が見つかったのである。・・標記に掲げた「シマノ」のキススペシャルである。 これまで、AX〜EXまで全ての種類を使ってきたが、一番軽量なEXでも、未だ物足りなさを感じていたのであった。・・そこに昨年出現した、長さ4.05m、硬さがFX+という竿・・・、すぐに注文し入手したのである。  この竿は、オモリの標準負荷が24号で、細身で、自重310gと云った軽量であるが、軽くも、思いっきりも振れる竿である。それこそ6色以内の範囲を楽に探れ、キスのアタリも、これまでには無い鋭い伝わり方を感じることが出来るのであった。 値段は高いが、小生にとって今、この世界に於いて、これ以上の投げ竿は見当たらない。・・・一言で云えば、誰にも適応する万能の竿だと言っても過言では無いだろう。 もし、選ぶ竿に迷っているなら、思い切ってこれに決めても決して後悔は無いと考える。 ・・冒頭に書いたような禁を破っても言えるような、そんな優れた投げ竿であると思って居る。

Loading





-未分類

執筆者:

関連記事

今期は終了!・・と思う! 平塚海岸

有終を飾った大きな1尾!! キャプションの写真を見て、今日も釣れたのかと思われるかもしれないが、これは先日15日のもので、この日が今シーズン最後の賑わいだったようである。  その後、テトラ群の左右、前後で小さいのが数尾は釣れたが、今日は全くの0尾で、居たのは元気なフグだけだった。 この日は、申し訳ないが、このブログ情報で来られたのか、かなりの釣り人が居られた。・・しかし、遠近探るもキスは居らず、釣れた方でも精々2〜3尾の小ギスだった。 正月以来、快釣をもたらしてくれたのが続く高水温だったが…

Loading

年越しの大鱚釣りて福笑顔

今日は正月の3日 常連と言うか、ここ馬入河口の主みたいな5人が集まった。少々のウネリがあり潮も濁っていたが、2人だけが良型の越冬ギスの幸運に恵まれた。努力して通い、我慢すれば、粘れば、幸運に恵まれるの …

Loading

形状記憶合金のアーム

試作中・・・ 今、全く発想を変えたテンビンオモリを試作している。  発想を変えたと言うのは、写真に見る通りの、単にウッド部分からアームを出した形だけのことではない。 実は、このアームの素材に、ニッケル・チタンの形状記憶合金「KIOKALLOY」の1ミリ径を使ったのである。 友人が医療系の鋼線を直線精密加工をやっており、その彼から、紹介された新素材である。 この線材の名称は「KIOKALLOY」と云い、ニッケルとチタンの合金で、軽量、高強度、耐食性に優れた「大同特殊鋼KK」の最新素材である。…

Loading

能登遠征釣行

狼煙漁港で25?!! 4日の夜、神奈川サーフの釣友と4人で石川県能登半島に向かった。車は、和田会長の日産セリナeパワーの新車・・、高速道はほぼ自動運転。確かにパワーもある。 工程だが、行きは圏央道〜中央道〜長野道で松本IC下車、上高地〜安房トンネル〜141号線〜41号線を経て富山に出る。北陸道富山IC〜金沢森本ICで下車し、そこからは能登里山街道(無料)に入る。輪島を抜け、能登半島先端近くの「大川浜」まで快調に進む。途中、千里浜ドライブウエイを走り、千枚田を見学するなど休み休みはしたが、大…

Loading

「真打ち−アグレ09」新発売です!

「真打ち−アグレ09」 鱚介テンビンの「真打ち」に、アグレッシブ(攻撃的、侵略的、積極的なこと)を意識した、新しい形の「真打ち−アグレ」が完成し、この度発売にこぎつけました。 「真打ち」をお使いの方から、「真打ち」は余りにも感度が強く外れる率が高いのではないか?・・・との疑問が時々寄せられます。どのテンビンであっても、そうした外れはあるのですが「真打ち」はその微妙なアタリですら伝えてしまう特性を持っています。 ・・・テンビン本来の役目は、そうした微妙なアタリでさえヒットさせるのが理想なのだ…

Loading

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ