能登、狼煙漁港に大ギス挑戦!!

投稿日:

 12日の夜中、何時もの釣り仲間4人で能登半島先端の狼煙漁港まで、落ちギスを狙いに行ってきた。 今年7月、千里浜、曽々木海岸を狙って来たとき、50年前、狼煙海岸には広い砂浜があることを思い出し行ってみたのだ。ところが、そこには大きな堤防に囲まれた漁港が出来ており、右手にわずかばかりの砂浜が残されているだけだった。 でも、砂浜に造られた漁港だからきっと海底も砂で、大ギスがいるはずと思い短時間だったが竿を出してみた。・・・正に居た!明雄さんが27??、皆、20?オーバーを数尾釣ったのだった。 実は、佐渡ヶ島の大キスは11月からが本番で、底が砂である多くの漁港で釣れる。・・・・それを思い出し、必ずこの狼煙漁港にも居る筈、外海が荒れれば静かな漁港に入ってくるに違いない。ということで、遠征を狙っていたのである。 その願いが急遽整い、エイヤッ!!と決め込み出かけたのである。13日の早朝・・・、流石にここまで来るには時間がかかる。途中、千里浜にも寄ったのだが、大荒れの後で車は走れず、また、曽々木海岸で竿を出したのだが、キスの顔は見られなかった。そんなことで、到着は午後1時を過ぎてしまった。・・天気は良く、静かな海面が待っていてくれた。 早速、竿を出す。・・・この度も、確かに居た! ただ、尺に届くようなやつはいなかったが、27〜23センチ級のジャンボ級は居た。また、釣れたのは20?オーバーと型は良く、各自大いに堪能できた!!  その晩は、民宿「漁師の宿」に泊まり、親父さん(狼煙魚組の組合長さん宅)が釣った魚料理を堪能・・・、ただし酒は控えざるを得なかった。この一か月間、少し体調を崩していて、今回は回復の確認状態を探る釣行でもあったのだ。 翌日は強風と時々雨の中、ダウンジャケットの中着を着、久しぶりに雨支度をして竿を出した。堤防は色々な向きで造られているので、風を背にして問題なく釣りはできた。・・・この時は、各自ばらばらに散っての釣りとなったが、結果は海岸を仕切る堤防から投げた滿雄さんが一人、大きいのばかりを釣ってきた。   14日、昨晩は狼煙から富山県側の氷見まで戻り、ペンション風の民宿「氷見っ子」に泊まった。3年前、ぷーさんたちと来た時に泊まった宿で、料理の美味しさ、部屋の清潔さにも釣られて、今回もお世話になった次第・・。夕食も朝食もとても満足できるものだった!!  さて、この日は、ご当地に住まう吉野海洋君が顔を出してくれ、彼の案内で島尾海岸に行ってみた。ただ、島尾海水浴場は、小生の一投目に20センチ級が一荷で釣れたが状況は良くなさそうだ。・・・と言うことで、3キロほど先の雨晴海水浴場?あたりに移動した。 そこでは小振りながら、3色付近、ジャリメの一匹付けで良く釣れた。時間的には2時間ほどだった、3連、3連、3連と続き、欲張って4本バリにしたところ一度、4連パーフェクトがあったものの後が続かなかった。でも、数を数えたら32尾・・・。帰る間際にこれだけ釣れたのだから、大いに満足出来るものだった。 恐らく例年だと、ご当地ではとっくにキス釣りは終わっている筈、この状況を見ていた地元老人達には少しショックだったかもしれない。だが、多分、恐らくここらで終了だろう・・。天気予報では、数日後には冬将軍が来そうなことを言っていた。 小生にとっては、今年最後の遠征で、自らの体も回復を感じることができた。また、新たな気持ちで釣りに出かけられる自信が湧いてきた。

Loading





-未分類

執筆者:

関連記事

言いたくも、言えなかったこと!!

久々の釣果でした!! まだ薄暗い早朝、沖合に鳥山が立っていた。イワシを狙っているのだろうが、追うのは鳥ばかりでは無い。後ろにはサバやカツオが、その後ろにはマグロなどの大型魚が付いている。時には、その大型魚を狙ってサメやイルカが外周を囲んでいる。・・・・そんな自然界の海中での活発な動きを想像してしまった。 ならば、我々が釣ろうとするキスとの関係は? イワシの多くはカタクチイワシ・・。そのカタクチイワシの幼魚がシラスである。キスがシラスをエサとして喰っていることは確かであるし、シラスの漁期と投…

Loading

平塚海岸 テトラ前と鱚介アブミ !

AM9:30頃までの釣果 台風の影響はすでに遠ざかり、いよいよ秋のシーズンが始まったようだ。   今朝は、静かになった平塚海岸の東側を中心に歩いたが、良かったのはテトラ前の3〜1色だった。 小さなジャリメの1匹付けに効果を見たが、これは、使った軸長の「鱚介アブミ」が威力を発揮したようにも思えた。 ジャリメをハリ一杯に被せることによって、エサの尻尾近くになるハリ先を、キスが少し咥えただけですんなりとハリ掛りするのだと見た。 このハリは、まだまだ未知数だが、使用感から見て、ピンギスでさえ飲み込…

Loading

no image

テンビン・・「真打ち」のこと(3)

 さて、いよいよテンビン「真打ち」が出来るまでを順を追って紹介しよう。 ただし、これはあくまでも、釣り人自らが楽しむ延長上のものであることをご理解頂きたいし、テンビン造りとは“これほど手が掛かる面倒の中から生まれるのだ”・・と云うことを知っていただきたいからでもある。 なお、当工房での作業は、概ね100本を一連の単位として行っている。1 先ずは、必要とするステンレス・ワイヤーを規定の長さにカットする。2 ワイヤーに付着している油(マシンオイル)を湯に浸し、洗剤で洗い落す。3 水分を拭き取って乾かす。…

Loading

no image

「真打ち−アグレ09」新発売です!

 鱚介テンビンの「真打ち」に、アグレッシブ(攻撃的、侵略的、積極的なこと)を意識した、新しい形の「真打ち−アグレ」が完成し、この度発売にこぎつけました。 「真打ち」をお使いの方から、「真打ち」は余りにも感度が強く外れる率が高いのではないか?・・・との疑問が時々寄せられます。どのテンビンであっても、そうした外れはあるのですが「真打ち」はその微妙なアタリですら伝えてしまう特性を持っています。 ・・・テンビン本来の役目は、そうした微妙なアタリでさえヒットさせるのが理想なのだと思います。しかし、残念ながらこ…

Loading

湘南鱚酔会・オープン投げ釣り大会

長島実行委員長のご挨拶 新たに発足した湘南鱚酔会の「第1回オープン投げ釣り大会」に参加された60名もの多くの方、本当にお疲れ様でした。初回にもかかわらず遠路からも参加を頂き誠にありがとうございました。 顧問の立場から心より御礼申し上げます。  結果等は湘南鱚酔会のHPに報告されると思いますので、・・・ここでは “致しません”・・・。 釣果の方は厳しかったですが、個人的な立場から言わせてもらえば旧湘南鱚酔会の縛りから外れ、皆さんと共に楽しむことが出来たとても良い大会だったと心から感じていま…

Loading

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ