投げ釣り釣行記

土佐の高知でホドホドに!!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

宿毛での吉永さんの27センチ!

24日から28日まで南国土佐の高知に遊んできた。数年来多い時には4〜5回少ない時でも2回は遠征を楽しんできたが、今回は1年を越えた久し振りの釣行であった。最近は、お隣の徳島に行く機会が増えたせいもある。ただ、遠ざかったもう一つの理由は、最近の高知での釣果は良くなく、今年はずっと不釣状態だと伝え聞いていたからだ。
 今回の釣行も決して良いとの情報は無かったが、それでも「何所かで釣れるハズ!!」の期待を込めて出かけたのである。

 4泊5日の旅だったが、竿を出したのは25〜27のまる3日間。共に、高知の釣友堀川宗雄氏、吉永武氏が同行してくれた。

 結果だけを記すが、初日は、高知から西の須崎市の「新荘漁港の堤防」。・・ここではアマギ、エソのみで、アタリだけはあったが求めるシロギスは居なかった。続いては、「仁淀川河口の西海岸」。ここでは1週間前までは1〜2色で、27センチを含め数も2〜30尾は出たという。しかし、よくある話しの通りで、遠近投げてみたがタコ以外の魚信は感じられなかった。
 この日の最後に、春野町「文庫の鼻」にも行ってみた。ここは過去に、小生が初めて30センチオーバーを釣った記念すべき場所である。しかしながら、ここでもタコが顔を出しただけ。結局この日は3人全員ボーズで終了となった。
(余談だが、白い発泡オモリを使ったが、頻繁にタコのノリを感じた。タコテンヤに改良したら面白いかも!!)

 翌26日、愛媛県境の「宿毛」に1泊2日の予定で出かけた。宿毛は正に冬でも大型が釣れるところ。「大島」に渡る20メートルほどの海橋のたもとで投げてみた。第1投目に、かなり強烈なアタリがあったもののバレ!! 
 暫らく後、吉永さんに27センチが来た。やはり居る!!期待が広がる中、2色の手前でポチポチと20〜23センチが・・。小生は橋を渡ったところに移動してみた。そこで何と、20〜23センチ級が4連できたのである。しかし、それ以上は続かなかった。結局、ここでの釣果は8尾で終ってしまったが充分満足できるものだった。
 
 午後、「土佐清水港」に行ってみた。2年前に28センチが釣れたところで、対岸に「鹿島神社」を見る場所である。だが、投げれども投げれどもアタリは無し。移動し、鹿島神社の南側にある堤防にも行って見たが、やはり魚信は無くこの日を終わることとした。

 泊まりは、何時もお世話になる中村駅前の民宿「中村本館」である。何といっても素泊まり3000円は釣り人にとっては魅力で、女将の明るさも良い。

 翌27日。四万十川河口の下田大堤防に行ってみた。何とここでは湾内一杯に港湾工事が行われている。5年前からの工事で、すっかり釣れなくなったと言う理由はこれだ。やはり港内は全く居ない。止む無く河口側を狙うしか無かったが、釣果は3人で5尾のみ。ただ、吉永さんが25センチをヒットしたのがせめてもの慰めだった。
 
 次に、期待をこめて向かったのは大方町の「田ノ浦漁港堤防」である。堀川氏のとって置きの場所で、小場所ながら通年を通し実績が高い。堀川氏から投げる方向や距離について教えられる。・・・確かに、2色を切った所で第1投めから20センチオーバーがきた。何と、それからが連続で、小生だけに釣れてくるのである。2人は少し角度を変えて投げるのであるが、小生のスジ以外には居ないようである。驚きは団子状で上がってきた4連!! モゾモゾしているのを我慢しながら、じっくりと待った結果だった。続いての投げに1尾がきたが、それ以降は続かず終了することとした。結果は10尾と、ツを抜ける期待にそった釣りが出来たのである。
 その後の移動で、テトラ上からの投げとなる「上ノ加江の外堤防」、大ギスで実績の高い「安和海岸」を攻めてみたが、どこも芳しくなかった。

 やはり今は冬である。南国高知と言えど、湘南以上に朝晩の冷え込みは厳しい。凍てついた大地の冷たさが海に伝わり、浅場からシロギスが遠ざかったのは明らかだ。ただ、高知には未開発の越冬ギスの付き場は沢山ある筈。・・これからも季節ごとの釣行を重ねて行きたいと思いつつ、今年のサオ納めとした。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

二日間の釣果

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

アマギという魚


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

タコで〜す!

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

下田堤防での25cm


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

田ノ浦のダンゴ4連!


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

堀川さんの21センチ

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

四万十川河口の夜明け






-投げ釣り釣行記

執筆者:

関連記事

能登遠征釣行

狼煙漁港で25?!! 4日の夜、神奈川サーフの釣友と4人で石川県能登半島に向かった。車は、和田会長の日産セリナeパワーの新車・・、高速道はほぼ自動運転。確かにパワーもある。 工程だが、行きは圏央道〜中央道〜長野道で松本IC下車、上高地〜安房トンネル〜141号線〜41号線を経て富山に出る。北陸道富山IC〜金沢森本ICで下車し、そこからは能登里山街道(無料)に入る。輪島を抜け、能登半島先端近くの「大川浜」まで快調に進む。途中、千里浜ドライブウエイを走り、千枚田を見学するなど休み休みはしたが、大…

Loading

no image

南国土佐への釣行

土佐の高知への遠征釣行は今回で何度目だろう。最初が1989年だったから、もう15年も通っている。年に2〜3回、毎回3〜4日間は釣りをしているから、可也・・と云うことになる。この間、大概は良く釣れたとの印象は強いが、全く釣れなかったり、大雨の凄さに驚かされたり、風邪をこじらせて急遽帰宅したりと思い出は尽きない。また、私と一緒に釣行した方も多く、先方にも随分多くの釣友が出来た。そんな中、常に面倒を見て戴いているのが高知市内に住む、堀オリジナル工房の堀川宗雄さんである。今では、兄弟のように気心を通じた、…

Loading

東伊豆・熱川海岸にリベンジ 33尾!

静かになった海水浴場で!! 昨晩は早寝した。 早朝の釣行を予定していた訳ではなかったのだが、・・3時頃、目覚めてしまった。昨夕受けた、釣友下島伸一さんからの電話情報が気になっていたのだ。 日曜日、釣れたそうである。・・熱川の小堤防で・・・。 1週前は、既報の通り海は荒れてダメだった。・・が、大小混ぜて32尾だったとのこと。 ならば矢張り、リベンジしようか!!・・床を抜け急いで支度を整え、3時30分家を出る。エサ屋は開いてるわけが無く、途中、東京スナメとジャリメを自販機で買う。 行きかう車も…

Loading

石川オープンに顔出し!

アワビのウッドガン・スリム 「ぽっ君」 昨24日、台風で順延されていた石川オープンキス投げ釣り名人戦に、湘南鱚酔会の会友、鬼ケ原克志さん、和田満雄さんの3人で行ってきた。 この大会は、北陸の石川鱚酔会(田中利之会長)が主催するもので、今年で19回目を迎える権威ある大会である。参加者は広く、車のナンバープレートも岩手、岡山、湘南などがあった。 北陸は関東から見ればシロギス天国、それこそ小から大まで数も揃う多くの釣り場に恵まれており、そうした環境下で鍛えられた投げ釣りマンの技術は高く、メジャー…

Loading

平塚海岸、ピンギスの出始め!

出始めたピンギス! 去る6日、7日と、静岡県の遠州灘、通称「浜岡海岸」に行ってきた。広々とした海原、広く白砂に覆われた遠浅の砂浜海岸は何時行っても心が洗われる。 しかし、求めるシロギスは少なかった。2日間で、たった30尾ほどの釣果でしかなかった。ただ、型は26センチが1尾、他は20センチ前後とほぼ満足できるものであった。  我々のために、シロギスの付き場を探ってくれた地元釣友の話しでは、「夏の盛りは過ぎた。10月ごろまで一服となるだろう。」「これからは、大きなウド(簡単に言うと離岸流が出来…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ