鱚介オリジナル工房

テンビン「真打ち」・・のこと(1)

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「真打ち」の出来るまで

 今日も平塚海岸に行ってきた。20人弱、今季一番の賑わいだった。・・が、キスの方は数人が1〜2尾釣っただけ。ブログに書いた影響が大きかったようで、小生はその責任を感じつつ頑張ったのだが、結果は0尾だった。

 多くの方が、1尾の顔を見たさにウズウズしていることが良く分かった。シーズンインを待ちわびるこの頃・・・、釣りとは、今日よりも明日、明日よりも明後日・・に、期待を込めるもの。これからは1日1日と良くなるに違いない・・。

 さて、昨年発売したテンビン「真打ち」について少し書いておきたい。・・・鱚介工房始まって以来、真冬でもテンビンの注文を受けたのは一つの出来事である。

 パソコンで「真打ち」を検索したところ、かなり多くの書き込みが見つかった。どちらかと云えば、好意を持ったというか、優れたテンビンであるとの評価が勝っているように感じる。
 確かに、小生自ら、テンビン造り10年の集大成として、最後のテンビンがこの「真打ち」だ!とも申し上げた。
 
 日々の釣行でいまだにL型とか、自らが開発した松葉型テンビン等も使うが、どうも「真打ち」以上に優れた効果を感じるものはない。
 書き込みの中には、遠投するには向かない、競技には向かない・・といった声もある。しかし、全くこれを裏返す意見もある。・・ただし、こうした方からも、アタリの面白さやバレに関しては、一応に「良い」という評価を頂いているようだ。

 もう一方の評価につながるのが、いわゆる「真似モノ」や「パクリ」である。ブログ等で、正々堂々とそれを公開している御仁も居られる。・・・それを裏返してみれば、「真打ち」が良いからこそ、同じようなものを造って試してみたといった表れなのであろう。これは、見方によっては凄いことなのだ。

 同じ形や規格などを真似た製品が造られ、売られるのであれば、それはそれとして対応措置を講じなければならない。 しかし、釣り人が自分自身で創意工夫して、今あるものに改良を加え、自らの道具を作る。・・それは実に楽しいことで、それが優れた道具にと発展する。少し凝った釣り人ならば当然そうするであろうし、許されることであろう。・・・小生はそんな風に捉えている。
 だから、真似ても結構、自分で作ったもので、大いに釣りを楽しんでほしいとも思っている。
 
 何れにせよ、この1年が評価の分かれ目になるかもしれない。既に在庫は十分整えた。
 
 何時か、この「真打ち」が完成するまでの一連の作業工程を書いてみたいと思っている。
 一個のテンビンが出来上がるまで、そう簡単なものではない。・・と云う事を知ってほしいことと、道具造りも釣りの中として楽しまれたい方のための「教本」になればという次第である。…お楽しみに!!

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