昨日23日、湘南鱚酔会主催の第3回湘南オープン投げ釣り大会が開かれた。
開催準備は数回にわたる実行委員会の会合により進められ、今回も前2回と同じように3人一組になった「トリオ戦」と「個人戦」で、ハリ数5本限定の尾数を競う大会であった。
このトリオ戦は、大会受付で各自がくじを引き、同じ組になった3人がその場で、知らない同志が初めてチームを構成する。3人にはベテランもビギナーも居る。当然ベテランがチームを引っ張ることになるのだが、そのベテランはベテランとしての自覚、リーダーとしての自覚が育つ筈・・。ビギナーにとっては、投げ釣りの技術を覚え、新しい釣り仲間を増やせる絶好の機会となる筈である。
この会は、次のような方針で動いている。
「多種多様な世界で活躍され多くの経験をされた個性豊かな投げ釣りを愛する個人が参加し、緩やかで自由な雰囲気を持った人の交流という観点に立って、趣味であるキスの投げ釣りを通してビギナーからベテランまでが互いの釣技の交流と情報の交換を諮りつつ、釣り人同志の和と輪が広がるような“釣り人集団”を目指した、熱意と自由を尊重した紳士叔女的な投げ釣りの会とします。」・・と、少し回りくどい趣旨がある。
正に、この趣旨に沿って企画実施された大会だと言える。
大磯漁港の県営駐車場に、まだ暗い早朝5時30分に37名が集合12チームが構成された。・・挨拶やルール説明の後、チームの3人が作戦会議を持った。そして、各自が秘策を持って、大磯漁港を挟む東側海岸と西側海岸へと散って行った。この日の天候は、北の風が強く寒かったが、釣りでは後ろからの風、波も穏やかで影響は無かった。
勝敗はチームの総尾数と個人の尾数で決まる。賞品は全チームに用意され、個人賞、大物賞、レディース賞も用意された。・・・ダイワ、富士工業、宮嶋屋釣具店、また、安部彰二、金子智、原田耕一、田中賢二、山田立哉、長島吉孝の各氏からも個人提供をして頂いた。小生の鱚介オリジナル工房からは少量だが、参加賞賞品とアウトレットのテンビンオモリ等を提供させて頂いた。
午前11時、本部に全員が戻り検量に移る。にこやかな顔が多かったが、中には落ち込んだ顔も・・。大会でいつも感じるのだが、思いもよらぬ大漁に恵まれた方が必ず居るもの!!・・・今回も居た。・・・新進気鋭の角張裕之(湘南渚サーフ)さんで、何と44尾ゲット!! 2番手の29尾を15尾を超えた釣果であった。この時期、固まった群れを見つけ出し、技を使ったのだ!!
事前の予測とは違い、この時期にしてはかなり良く釣れた。トータルで354尾、一人平均9.6尾である。チーム平均は30尾。チームの最多は67尾、最少は3尾だった。 結果から見ると、釣れたのは西側海岸だったようである。特に漁港寄りと旧吉田邸下の血洗い川周辺が良かったとのこと・・。何れにせよ、足を使い努力した方に結果が伴ったようである。
して、小生だが、東海岸に入り大磯高校下で11尾。東側ではマアマア釣れたと思うし、個人平均を少し超え一応満足とした!!
そして、トリオ戦では優勝!!・・上記した、44尾釣った角張さん、12尾釣った徳永利治(ファイティングサーフ)と同じ組だったのである。
なお、嬉しいことが!!・・角張さんから、この日使ったテンビンオモリは、小生の工房で造った「ウッドガン・メタボ」L型トライアングル固定の0.8?アームで、最高です!・・との報告を頂いた!!
賞品で頂いた、お米「新潟コシヒカリ」10?の75%は角張さんからのプレゼント、・・感謝!!
詳細は、湘南鱚酔会のHPに掲載される予定です・・。
湘南オープン投げ釣り大会
投稿日:
執筆者:高澤鱚介