5月1日号の平塚広報の隅っこに、小さな写真付きで記事(右)が出た。これは過日、タウンニュース(左)に出た内容とほぼ同じ、住まうハイツの環境保全をまとめた「環境管理計画(ハイツの環境憲章)」に関わるものである。
団地の管理は理事会が構成され、管理会社に多くを委託し通常の管理が行われる。しかし、2年ごとに変わる理事会は、その都度の理事の手腕に任され、時には庭の樹木や草花、造園土木等にうとい場合もあって、生き物である「みどり」がいじめられてしまうことも多々ある。
そこで、誰が理事を受けようとも、管理会社の担当職員が代わっても、このマニュアルさえあれば、誰であっても年間に亘っての管理が可能となる。
そんな技術マニュアルを皆で造ったのである。マニュアルには、住民から寄せられた「緑の標語」が掲げられている。・・今の環境を守りつくり育てていくためには、住む者皆で、創って行こう!…そんな趣旨が盛り込まれている。
今、住まう高浜台ハイツはとても美しく管理が行き届き、春には桜やツツジを見に、ご近所の方、病院の患者さんが看護師さんに付き添われ訪れる。
通りかかる人から、何時もハイツは美しく管理され、時には「億ションだ!」と見間違いされるともあるようだ。
実は、管理組合の仕事は、ハイツ全体の資産価値を守り、向上させることが一番の目的でもある。今、多くのマンションが老朽化を迎えつつあるが、・・・こんな時、この環境管理マニュアルがあれば、管理者は大いに参考にもなる筈。
・・・そんなこともあって記者発表をし、その結果、記事となって取り上げられたのである。
因みに、小生の専攻は「造園学」で、かれこれ20年前、横浜市にあって公園や緑地、農漁業などを行う緑政局と言う行政部門を担っていたことがある。
【もし、これを読まれて同じように団地の管理組合で困っている方、興味がある方は当方までご連絡を頂きたい。連絡先は、このコメント欄でも鱚介オリジナル工房の注文サイトでも構いません。残りは数冊ですので遠慮なくお急ぎください。】
ハイツ:みどりの管理マニュアル
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執筆者:高澤鱚介