新しい「湘南鱚酔会」の発足・・その1

投稿日:

 30年ほど続いた「湘南・鱚酔会」が3月2日に解散された。他人事のような言い方になってしまったが、運営の中心を担っていた代表幹事の一人であった小生の立場から言えば“解散せざるを得なかった”のが正確なのかも知れない。 趣味の多様性の中で、3K要因を否定できない面を持った釣りだから、特に若い世代からは敬遠されているようで、今、全国の多くの投げ釣りクラブで会員数が減っている。しかし、「湘南・鱚酔会」は高齢で退会する者はあったものの、投げ釣り界の中心を担うメンバーの存在や運営の努力があって、外面的には順調であると見られていたと思う。 しかしながら、同じメンバーでの運営が長く続けば、必ずどこかに歪みが生まれる。この歪みを適切に改善して行かねばさらなる悪化をたどる。このことは社会一般、多くの事例にみられるとおりである。 実は「湘南・鱚酔会」においても、小生自身こうした歪みを感じつつも、日々変化していく状況や未来への対応について、その運営を前例踏襲といった安易さに求め、舵の取り方を変えることが出来なかったのである。  もう少し具体を言うと、事を運ぶには2人の代表幹事と3人の幹事による幹事会で全員合意が必要だったことから、改善案があっても中々そうは出来ず、それを独断専行することも、強引に押し進めることも出来なかったのである。 そうした中、会を発展させていくには如何なる改善が必要なのか、どうやって賛同を取り付けられるのか・・、私自身の数年来の葛藤であった。 そしてその結論は、全員合議制の中で単にメンバーを入れ替えることも、行き詰った運営を変えることも難しく、この際、一層のこと、解散をもって「新しい会の芽生え」を期待することが最良であるとの考えに至ったのである。 3月2日の幹事会に於いて今後の在り方を議論したが、やはりこのままで良いと云った意見もあったが、しかし、このままでは行き詰まってしまうし、だからと云って、このままの姿で会の運営を引き継ぐものは居ない。・・と云った意見も強く、最終的に小生が提案した「無条件で会を解散し、新しい芽生えを期待する。」といった結論を全員一致で円満に決めたのである。 さて、こうした荒波に遭っても、前向きにやる気のあるものは確かに居た。すぐに芽生え始めたのである。解散通知を出した直後から、新しい「湘南鱚酔会」を作ろうとの声が上がり、3月29日には発起人会が作られた。 そこで交わされた会話には「この会には多種多様な業界で活躍された多くの経験をされた個性豊かな投げ釣りを愛する個人の参加があったり、旧来の形式一辺倒な釣り会と違って緩やかで自由な雰囲気を持った人との交流という観点から見ても素晴らしい集いであった。」・・・こんな評価もあったのである。 その後、新しい会の運営方法等を内容とした「趣意書」がまとめられ、4月19日に至り新しい「湘南鱚酔会」が設立された。 課題は、如何に魅力を持った会として育ち、紳士的な運営がなされるかにある。 前「湘南・鱚酔会」の会員だった方には、既に新しい会への参加案内が届けられているが、趣意書の内容を理解され、新たな会友としてお付き合い頂ければと考えている。 罪多き小生だが、新しい会の会長から顧問に指名されたので、過去を反省しながらその役目を果たしたいと思っている。 次回は、新しい「湘南鱚酔会」の趣意書、或いは、新しい会友(会員とは言わない)の誘いなど、新・執行部の動きを伝えられればと思っている。

Loading





-未分類

執筆者:

関連記事

平塚海岸 6  6色で好釣!!

14本足のヒトデ・・みたい! 昨日に続き、今日は5時頃から扇の松/放送塔下で投げてきた。 1投目は、5本バリで6色に届く距離に投げ直ぐに小気味良いアタリが入ったが、急いで上げずに追い食いを期待しゆっくりとサビキ続けてみた。  次々にアタリは続くが、でも、その感じとその重さからしてキスだけではなさそう・・。重いまま上げると、思ったとおり20センチクラスのキスが2連と、ヌルヌルのヒイラギが3連・・・。ただ、ハリ数から言えばパーフェクトだったが(笑)・・。  喜ぶべきか否か一瞬思ったが、やはりキ…

Loading

no image

カワハギの面白さに堪能

12月5日、午後2:30伊豆、川奈漁港から出航。釣り場は、港から数分の川奈ホテル前、約300メートル付近。 船頭さんの話では、午前中は食い渋り、キタマクラに悩まされたそうだ。生憎の雨が降り始める。だが、一尾の顔でも見れればと、期待に胸を躍らせながら早速仕掛けを下ろす。水深は、約25メートルである。 今回の釣りは、釣り仲間である渡部氏の友人の別荘で催される夕刻からの懇親会に招かれ、その前座なのだ。釣らなければ夕飯にあり付けないという訳ではないが・・・。メンバーはそうそうたる方ばかり。今や世界の海に戦…

Loading

沖縄バージョンのオモリとテンビン

ウッドガン・スリムとリーフの組合せ 沖縄のホシギス釣行を書いたところ、一体、沖縄バージョンとはどういうものなのか?沖縄で売っているのか?・・等の問い合わせが来ています。  そこで鱚介オリジナル工房で造っている沖縄のホシギス釣りに適した「ウッドシンカー(鱚介工房ではウッドガン)」と「鱚介テンビン」を紹介します。 鱚介工房で造っているアイテムは全ての投げ釣りに通用しますが、特にリーフの欠片や根掛の多い沖縄のサーフを意識して、また、これまでの経験と地元釣り師の話を参考に「浮き上がりが早く軽量で、…

Loading

no image

エッセイスト

今日、何時ものように釣り竿を担いで平塚海岸に行ってきた。来る6月4日に開催する「チャリティ投げ釣り大会」の情報取材のためで、このところの日課となっている。得た情報は専用の大会ホームページに「平塚海岸釣情報」として掲出している。このHPを何人の方が見てくれて居るのかは分からないが、釣れない、釣れない・・の情報を流すには少々気が重い。だからと言って、大きな期待を抱かせてしまうには気が引ける。釣果等の結果ははっきりしているから、そのまま云うしかないが、今後の見通しを云うには、釣果上昇中とか、型が良くなりつ…

Loading

no image

「半ぶら:テンビンオモリ」 新発売!!

 ウッドガンに新たに「半ぶら:テンビンオモリ」が加わりました。投げ釣りでのテンビンとオモリの関係は、テンビンとオモリをフックスイベルなどで接続した、一般的に「ブラテン」と云われるもの、また、テンビンとオモリを固定化した「テンビンオモリ」と云われる2種類があります。 二つの、1番の違いは「ブラテン=アタリの良さ」と「テンビンオモリ=遠投性」にあると考えられます。 これらは釣り人の好みによって使い分けされますが、特にトーナメンターと言われる多くが「テンビンオモリ」を使用し、さらに注視しますと、最近は自製…

Loading

2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

アーカイブ