高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2018年02月05日(月)

投げ釣り道具・コレクションルームへ!! [思い・雑感・・あるまま]

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部屋の入り口には・・

 県立博物館に行ったその後は、日々寒く釣りにも出られずに居た。・・また、大した刺激も無く、ここに書くようなネタも見つからないままに過ごしてしまった。
 管理ページを見ては、アクセスしてくれる多くの方に申し訳ない気持ちで居たのだが、すっかりご無沙汰してしまった。・・散歩がてら海岸で出会った釣友から、「博物館に行って化石になってしまったの?」と云われる始末・・。ゴメンナサイ!

 さて、そんな中、ふと、ある誘いのあったことを思い出した。過日茅ヶ崎海岸でお会いし、ダイワのプロキャスター9000EXを頂いてしまった「和田英男さん」からのものである。1980年時代からの、スピニングリールや投げ竿を沢山コレクトしているとのこと。・・昨晩電話し、店の休業日である今日行ってきた。

 和田さんは、JR茅ケ崎駅から雄三通りを海岸に向かって5分ほど歩いた右側の、赤い屋根の「モナミ」と言うシャレた理容店を経営している。
 清潔で小奇麗な部屋には2台の理容椅子が置かれ、1台は大正時代に造られた木製の立派なアンティーク物で、これをリメイクし、英男さんが使っている。もう1台は最新型のもので、こっちは息子さんが使っていると言う。腕利きの仲良し親子の店として、多くのお客で賑わっていると聞く・・。

 英男さん側の鏡の横には、昔懐かしいオリムピック製のスピニングリール、モデル93が2台置かれていた・・。
 ・・・しかし、ここがそのコレクションルームでは無い。店から数分離れた元の住まい「和田別邸」にそれはあった。・・・家に近付いて驚いた。どうやら、和田さんは投げ釣り道具だけのコレクターではなさそう・・。
 
 外からも窓越しに色々なモノが見え隠れするが、玄関から入った直ぐの部屋入口には、釣り誌などでお馴染みの「阿部正人」さんが名付けたと言う看板(キャプションの写真)があり、一歩入った部屋には、皆、アンティーク物だが、カメラ、オートバイ、船の模型等など、多種多様なモノが部屋から溢れんばかりに、所狭しと置かれていた。

 正直言って、それらは余りにも雑然と置かれ大まかにしか整理されて無い。だが、何故か整然と並べられたものとは違った良さを感じさせる。・・何か分らない隠れたものを次々に探し出せるような、そんな楽しみを与えてくれるのだ。見方を変えると、陳列物を見させる、探させると云った一つの手法の様にも思えたのである。・・御本人は、皆、ガラクタで、何処に何が隠れているのか自分でも分らないと言う。・・・正に、お宝モノの山なのである。

 投げ竿・・、有るはあるは、和竿、合竹竿、グラスロッド、カーボンロッドと、時代を担った名竿が何拾本?何百本?もある。
 リールは、木リールに始まって、この世に営まれたあらゆる釣り具メーカーから出された大小のスピニングリールが、これも数百台?はあろうか。・・手付かずの、箱入りも何十台もある。更に、水箱(今のクーラーボックス)や投げ釣りに関する懐かしい時代の書籍も多数あった。

 大雑把に、だが、しっかりと見せてもらった。ただ、それらをたった数時間で見切れるものでは無い。見たいと思うそれを手に取ると、それの前後に続く、それを見たくなる・・。仮に見たいものがあっても、その品を探し出すには時間が掛ってしまう。
 そんなことで、初めての今日はそこそこにしておいた。今後「ここには必要とするとき、それがここに所在する。」ということをしかと記憶に留め置くことにした。

 今日拝見したものはどれ一つをとっても、それぞれに思い出や歴史が残っており、使った者のその折々の語り草も付いている筈だ。小生でさえ、当時使っていたモノを見た時には、自身が置かれていたその時代を思い出し、その折々の情景が目に浮かんできた・・・。

 見せて戴いた中で、一番に引かれたもの・・・。これまで見たことも無く、話だけで終わっていたアルものである。今日始めて見るそれは、「オリムピック社」製の「ジェミニ850」という大型のスピニングリール。特徴は、巻き取り速度が2段切り替え出来ることである。

 これであれば、投げた後、サビくのには適しているようにも思えるが、多分、磯で使うリールであろう。・・大型魚が掛った時に、ローギアーに切り替えて使うのだろう。・・・多分、そう思う。この時代、船釣りで大物をスピニングで狙うことなど余り無かったと思うからだ。
 これをもっと小型化し軽量化されれば、今に通用するのではなかろうか?・・とも、思えるのだがどうだろう?

 今日は、懐かしい釣り道具に出会え、古き良き時代を思い出すことができた。若かれし頃、貧乏で買えなかった道具、手にすることさえ出来なかった釣り道具を、今、この手で触ることが出来たのである。
 昨年暮れに、残念ながら、持っていた古い竿を40数本捨ててしまったのだが、アンテーク物の大切さを改めて教えられたひと時でもあった。和田さん、ありがとうございました!!


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投げ釣り博物館?

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古いカメラも!


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和竿に木リールが!

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ホンダのドリーム号も!


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入り口を入ると!

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窓の近くには!


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古のスピニングが!

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一世を風靡した93が・・!


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ジェミニ850

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2速ギアーが!


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2速ギアーが!

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ジェミニ850全形


Posted by 高澤鱚介 at 14時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年01月17日(水)

生命の星・地球博物館へ [思い・雑感・・あるまま]

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竜宮の使い・・

 釣りに出られない今日、何となく別世界を覗きたくなって小田原市入生田にある「県立:生命の星・地球博物館」に行ってきた。かなり前、何回か行っているが、その時は何かの特別展を見に行ったため全館を廻ることは出来なかった。

 早めに家を出て開館時の9時少し過ぎに着いたが、広い駐車場はがら空き・・・。

 まだ、館内には見学者は無く、入り口に立つと係員が親切に切符売り場に案内してくれた。・・・入場料金は高齢者割引だそうで、何と100円ポッキリ!!・・何か後ろめたさを感じつつも100円硬貨を券売機に入れ切符を受け取った。

 博物館と云えば何故かカビ臭さを感じるものだが、ここは全くそんなことは無かった。


 先ずは、特別展示された県内の「レッドデータの生物」の展示コーナーを覗いた。写真と生物標本の展示を見て、消えゆく生命体の多さに改めて驚いた。
 子供の頃、見かけた昆虫や小動物の姿が何とも懐かしい。しかし、今は確かにそれらの姿は見られない。・・・これからも、これまでと同じ自然界の破壊や環境変化が続くのであれば、更にそれらは消滅してしまう。

 魚釣りを趣味とする我が身もその破壊者の一人なのだ。・・そうは感じつつも釣りは辞められない。ならば、果たして自分は何か守るがための行動をしているのだろうか?・・つと考えてしまった。何もできないながらも、責めて、釣る魚の数はそこそこに・・、抱卵状態の魚は釣るまい・・、フグを始め不要な魚は生かしてリリースしよう!・・そんな思いがスーと頭を過った。


 そこを離れ、1階と3階の一般展示室をゆっくりと見学した。常設展示のテーマは、地球の壮大な歴史や生命の多様性、神奈川の自然、自然との共生などが標本主体で展示されており、自分には縁のなかった幾つもの知らない展示は、新たな興味と驚きを与えてくれた。

 ここに多くは説明出来ないが、中でも興味を引いたのは、小田原海岸に打ち上げられた、全長7メートルに近い「リュウグウノツカイ(竜宮の使い)」である。また、深海の古代魚「シーラカンス」の標本もあった。

 その他、地球創世記に居た恐竜や隕石などの展示もあり、久し振りに子供心に帰ってのひと時を過ごすことが出来た。・・・身近な場所に、たったの100円の入場料金で、素晴らしい異次元の世界に浸ることが出来た・・。
  まだ、行かれて無い方が居られたら、是非行って見ることをお勧めしたい。

 ・・・小生、近日中に真鶴半島先端にある、真鶴町立「貝殻博物館」に行ってみたいと思っている。もしかして、以前寄贈した貝殻(ヤツシロガイの変種)が展示されているかも知れないのだ!!

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隕石

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生きている地球 火山帯

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オパール原石

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アンモナイト群


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Posted by 高澤鱚介 at 16時59分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年01月14日(日)

こんな寒い時には・・・・ [思い・雑感・・あるまま]

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ビーズ入り無限仕掛け・・

 寒い、ともかく寒い。・・・暖かいと云われる湘南の海もすっかり冷え込んでおり、キスの顔を見るのは難しい・・。しかし、こんな中でも釣りクラブの月例会などは行われているようで、本当にご苦労様な事です!!

 ・・でも、こんな寒い中でも、キスが居ようが居まいが体がサビつかないよう、天候と相談しながら釣りには行っている。

 実は、こうした寒い中で一番困るのがエサの管理である。キス釣りに使うエサの多くは、管理温度15〜18℃が適正である。真夏の暑さでは保冷剤を入れたクーラーボックスで保持することが出来るが、真冬の寒さではつい対策を怠って冷え過ぎで弱らせてしまう。・・そんなことで、最近はクーラーボックスの中に保温用の使い捨てカイロを入れることもある。
 因みに、一番に気を付けねばならないことは、活餌が海水に浸かっている状態で保管してはならないと言うことである。少なくとも、どんなエサでもバーミキュライトなどにまぶし、半渇き状態で室内保管すれば1〜2週間は元気で生きている。


 さて、釣りに出られない時である。こんな時は、時間もたっぷりあり仕掛けづくりに専念できる。
 ・・今、やっているのは、年間通して一番使う仕掛けを自分なりに決め打ちした規格で「無限仕掛け」として作っている。

 因みに、ハリは「はりよし製」軽量細地の鱚介アブミ6号で、茶・黒・青焼き、ケイムラ、ケイムラフッ素コートなど。エダスはホンテロンの0.8〜1号で長さは3〜4cm。ミキイトはドイツナイロン黒の1.5〜2号でエダス間隔は50pである。

 以前から、多くの方がエダスにビーズを入れたものを使っているが、ビーズの大きさやカラーは多種類あり、それも組み合わせとなると無数であろうことから、自分としてはどれが良いのかなどの答えは全く分からない。

 そもそも、小生は従来から仕掛けは「シンプル・イズ・ベスト」が信条なのだが、仲間との釣行の際その効果を見せつけられることもあり、最近、時々は試している。・・・まあ、その為の用意もして於こうかと思い、面倒くさいが造っているのである。
 今、決め掛かって使っているビーズは「SASAME」の「キス競技ビーズ・小」のゴールドとレッドである。


 「無限仕掛け」の使用であるが、実際に使う場合はテンビンと仕掛けの間に「砂ズリ」糸が必要となる。・・・実は、これがかなり釣果を左右するような気がしてならない。

 最近に至って効果ありと感じ使っている「砂ズリ」は、ナイロン糸の4号を用い、全長150pと長い。上に22号のスナップスイベル、下に24号のスイベルを付けている。

 これに無限仕掛けを結ぶのだが、全体の長さを調整できるのはこの「砂ズリ」でしかない。従って、この「砂ズリ」は長めに造って置き、現場合わせで調整するのである。
 
 お気付きだろうが、これでは仕掛け全長がかなり長くなる。因みに、仕掛けと砂ズリの組み合わせでは、5本バリでは「天井糸」とか「バカ糸」を入れて250p(50×5)+砂ズリ150pで、全長が4mとなる。同じように、3本バリでは150p+150p=3mとなる。(既文一部修正しました)

 ・・これで驚くことは無い。仲間の中には使う竿より長い4メートル超を使う者も居る。・・・もちろん、これは砂浜等で条件が整った釣り場であるが、じっくり観察している中で分かってきたことなのだが、仕掛けは長い程効果を発揮する場合が多いという事を感じている。

 釣り場、釣り場によっても、魚が喰う距離によっても、魚影の濃さやサイズなどによっても、・・使える仕掛けの条件は多様性があり異なる筈だから、これに対応できるような、余裕を持った仕掛けを常に用意しておくことが大切なのでは二だろうか・・・。
 
 言うなれば、投げ釣りは難しい・・、だからこそ、面白いのではあるまいか!!

 

 


Posted by 高澤鱚介 at 10時33分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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