投げ釣り釣行記

富士川河口で投げてきた

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

見事なホウボウ

今日は、午前3時起きして静岡県の富士川河口にシロギスを攻めてきた。夜明けは日々早まり、既に5時には明けてしまう。同行は、山田聖二さんと下島伸一さん。それにドライバー兼の宇都木朗さんの4人。また、現地に富士市在住の佐野光則さんが待っていてくれる。

全員が揃ったのが午前4時。東名高速道の中井秦野インターから乗り、富士インターで下りる。距離はあるが、伊豆先端の釣り場に行くより遥かに早く、午前5時にはもう釣りを開始できたのである。
一投目から僅か2色(50メートル)付近で、20センチ級が元気な顔を見せてくれた。エサはジャリメだ。この分なら今日は大漁かな?・・でも、何時ものように一投目からきたのは、不調の証かな??
その直後であった。東に位置する田子の浦漁港から出船してきたのであろう、波口に並んだテトラの陰から、轟音と波しぶきをあげたシラス漁の漁船軍団が波口を水平に突っ込んできたである。
皆、呆然と投げるのを止め通り過ぎるのを待った。なお、しかしである。そのうちの数隻が我々の目の前で速力を落とし、網を入れ始めたのだ。釣りどころではない。だが、恨みにも思うが飯のタネを得んが為の職漁船だから・・・と我慢する。
でも、これで諦められはしない。各自、チョイチョイと船や網を避けて投げている。余程、腹が好いているのであろう子ギスが時々掛かる程度だった。

船が去るのを1時間は待っただろう。だが、去った後はやはりダメだった。ほんの気休め程度に食ってくるだけである。そんな時、西側で釣っていた佐野さんが、何とも大きい50センチ超のホウボウを上げたのである。1号のハリスが良く切れなかったものだ。釣れない中、お土産が出来て良かったと、佐野さん。この高級魚を私にプレゼントしてくれたのだ。
結局、今日の釣果は私が6尾、他もそんな程度であった。南の風が強く吹き始め10時で終了。釣りとはこんなものなのだ。近い内、ウイークディに是非ともリベンジしてみたいと思っている。
今、家に帰り、この日記を書く前にやっとホウボウの料理が終わったところなのだが・・今晩の刺身と潮汁が楽しみである。





-投げ釣り釣行記

執筆者:

関連記事

no image

高知のキスは一時休息中だった

・・と、タイトルを入れたが、釣行しなかったと言うわけではない。釣りの世界では、「昨日までは良く釣れた」と言う言葉が良く使われる。事実そうであることが多い。6日に高知入りし、午後から春野町の「文庫の鼻」に行ってみた。・・途中、ジャリメの養殖場に寄り、500円分を買う。その量といったらすごい。弁当箱一杯はゆうにある。山口茂さんは初めての体験だから「神奈川での釣具店の10倍以上もある」と、信じられない様子。早速、海に向かう。ここは、15年前私が30・1センチを釣ったところ。しかし、その後は台風で砂浜が去…

Loading

no image

平塚海岸のシロギスシーズン終了か!

気象情報では相模湾の波高1.5m、北西の風やや強し、と言う。この季節、投げ釣りマンにとっては、波の高さより風向きが気になる。平塚海岸は東が最悪、西も良くない。背後の日本海辺りを低気圧がうろうろするともっと悪い。 しかし、どんなに悪条件であろうと果敢に攻め入るのが、湘南の本物の投げ釣りマンだ。・・かって、私もそうだった。しかし、釣りに関しては、こだわりと意地っ張りな私だが、どうも最近は、風よ吹け、雨よ降れ・・などと理由を付けて、何とか釣りから遠ざかりたい気持ちに駆られることがある。しかし今日は、そん…

Loading

平塚海岸、早朝好釣!!

夏の釣り風景 一時休息していた平塚海岸はまたまた釣れている。兎も角、早朝に食い気抜群! 午前9時には一段落といった状況が続いている。距離は3色から5色まで、かなり喰う層は広い。型は18〜20センチが標準サイズである。 私は、前回書いたキスの代わりに、責任をとって休息中? とは言っても、決して肘を痛めたり腰を労っていた訳ではない。実を言うと、孫娘“水咲”と遊んでいたのである。・・たわわに実ったブルーベリー狩りに行っってきた。湘南海岸プールに泳ぎにも行った。そして映画、崖の上のポニョを見に行っ…

Loading

アオギス 30.2 センチが・・!!

和田さん記念の30.2センチです!! ついに念願の幻のアオギスを仕留めることが出来た!!しかも、和田満雄さんには30.2cmのジャンボサイズが釣れたのだから、これぞ「幻」の二乗と言う天恵に巡り会えた釣行だった。 実は、絶滅危惧種と云われるアオギスだから魚影も薄く、初めての調査釣行ですんなりと目的が達成されるとは思っては居なかった。しかし、それは杞憂であった。現地案内人の適切な判断と我ら調査隊の熱意が通じたのだろう、隊員3名と案内人の全てがアオギスを手にすることが出来たのだから幸運である。 …

Loading

ホシギスを求めて

小ボシのツーショット! 厳寒の中、沖縄にホシギスを求めて3泊4日の釣行を楽しんできた。同行は?と言うより、案内は世界を股に駆け巡る村越正海氏である。航空券もホテルの手配まで、皆お任せしてしまった。・・光栄である。 2年前も二人で来たが、それ以来の気ままな、それでも真剣なホシギス釣りとなった。 地元沖縄ではホシギスのことをウジュルと言う。ホシギスとは格好いい名称だが、それは魚体の側面に数個の黒い点があり、これをホシに見立ててそう呼んだのであろう。その他沖縄には、モトギス、アトクギスが居ると聞…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ