明けましておめでとう御座います。
皆様方には良き新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
何方からか、「60の齢を聞いてからは、1年に1歳ずつ若返るのだ。」とお聞きしたことがあります。そうであれば、今年小生は52歳になります。では、現実のその頃を振り返りますと、仕事に燃え、投げ釣りに燃え、酒のほうも結構楽しんでいました。一言で言えば“無駄な時間が無かった”ように思います。しかし今の世は、燃えようにも燃やす土壌が疲弊し、その先すら見えない状況だと感じてなりません。
年賀状で、仕事仲間だった先輩方や後輩の方たちに「今の働く世界を見ると憂いだけを感じます。良き時代に働けたことを感謝しつつ日々を穏やかに送っています。」としたためました。
そして思います。・・その憂いを超えられたとき、始めて「新たな時代」が迎えられることになりましょう。ただ、その新たな時代とは、決して過去の栄華の再現ではないということを忘れてはなりません。
だからこそ今年は、人を大事にしていきたい。物を大切にしていきたい。自然を愛していきたい。・・そんなことを心の隅に置きながら、68歳に見合った恥ずかしくない人生を女房と共に健康に過ごして行きたいと思っています。
皆様方のご多幸を心より祈念申し上げます。
平成21年 元旦
高見澤佑介(高澤鱚介)
謹賀新年
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執筆者:高澤鱚介