今年に入って何回か伊豆を探訪しているが、さっぱりである。例年だと、悪くも数尾はモノにできているが、今年はどうも良くない。・・・誰か釣った??・・そんな情報があったら是非教えて欲しい。・・と、云うのが今の心境である。
実は、今週20日(月)には、伊豆の西口に当たる沼津周辺で投げてきた。同行は、ホームページ「釣りにお出かけ」でお馴染みの沢辺御夫妻。・・過日、「磯・投げ情報」の取材で妻良に同行して以来であった。
しかし、この日もその時と同様、小生が貧乏神役となってしまい全くと言うほどダメだった。
因みに、この日の釣行場所は、静浦湾の狩野川口野放水路、志下の御用邸公園下、我入道海岸、千本浜の4箇所。・・・しかしながらシロギスの顔は、小ギス2尾のみ!!といった貧果だった。
続いて昨日23日(水)は、南伊豆へ行ってきた。同行は釣友の大野氏。
先ずは、前回行った妻良を目指したのだが、残念ながらここではサオを出せなかった。・・・時間が遅かったせいもあるが、堤防は浮き釣師に占領され這い居る隙間が無かったのである。占領する釣師は常連で、後から来る仲間の場所確保であろうクーラーなどを等間隔に並べ他人を寄せ付けさせないのである。困ったもの、何とも腹立たしいが、文句も云えずである。・・さらに、堤防先端は船の走行に邪魔になると言うのか途中で締め切られ、立ち入れなくなっているのである。
これから妻良を狙おうとする方は、前日に入るくらいのゆとりを持って出かける覚悟が必要そうだ。
次に狙ったのが伊豆の先端「弓ヶ浜」。平塚のある釣友氏の「釣れ情報」をもとに行ってみたのだが、水温は低くそうだし、海中一面に切れ藻が漂っている。数投試してみたが矢張り仕掛けにはそれらが鈴なりで付いてきてしまい、アタリも全く無かった。魚が居ないと言うより、釣りにならないのである。
覚なる上は、下田湾内しかない。湾内で例年一番早くシロギスの顔が見れる「柿崎の石積み堤防」に行ってみた。だが、ここは濁りがあり、2度ほどアタリらしきを感じたものの全くにダメ・・。
止む無く、大型ねらいも可能な「和歌の浦」の岩場に行ってみた。しかし、ここも居ない。・・そんな中、同行の大野さんに小ギスが付いてきた。・・「2色でした!・・」と言いながら、次に投げた仕掛けにかなりな大物が・・・。しかし、残念!!取り込みに失敗し、岩礁にシロギスがぶつかってしまい獲物は海中に!! 無念残念!・・20センチは悠に超える良型だった。
そして最後もやはり大野さんにきた!!・・・25cmほどのカワハギだ。流石に引きは強く、やり取りしているときの彼の顔は少々引き攣れていたような気がする。・・だが、直後、取り込みに成功した顔は満面の笑みに、・・何とも印象的であった。
結局、伊豆にシロギスの姿を追うには「未だ早かった。」と判断せざるを得ない。今回も貧乏神となった小生だが、今後も暫し伊豆を探訪することになるだろう。・・・厳しい状況を覚悟して・・・次は是非ともツ抜けして帰りたいものだ。
伊豆半島の今!!
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執筆者:高澤鱚介