相変わらず、平塚海岸のテトラ前辺りに通っている。GWが始まり、釣り人の数も増えつつある。釣場で「このブログを読んで期待して来た!!」という何人かの方とお会いした。・・・責任重大である。 しかし、最近、何故かガクンと釣れなくなってしまっている。水温は確実に上昇し、17℃を超えているのだが・・・。 時間は早朝から精々10時頃までの釣りだが、日々3〜5尾程度しか釣れない・・。中にはキスの顔を見られないで帰る方もある。 特に、昨日は最悪だった。周辺では、2人が1尾づつ釣っただけ。シーズンインしたばかりの投げ釣りだからこうしたことはシバシバで、我慢して粘るしかないだろう。 今日は釣れない中、思い切って誰も攻めない極々近くを探ってみた。・・何と、1色を切った所で・・ガツン!ときたのである。チカラ糸の赤いラインが見え始める一番手前のカケアガリである。・・続いて同じ場所で、連続して18センチ級を・・。周辺の方にこのことを告げるも、誰も信じられないといった顔・・。 表面が暖められた潮が波口で混ざり、さらに浅場は太陽光によって温まる。・・キスは、周辺より少しでも暖かい潮を求めて、そんな近場に集まって来るのだろう?? その後も近場だけを探ったのだが、就餌ラインは1色半からチカラ糸が見える範囲までで計6尾を釣り上げることが出来た。・・そんな中、お隣の江川孝雄さんも一生懸命投げるのを止めて、チョイ投げに変更。・・・たちまちに3尾を仕留めるといった具合だった・・。 今の季節、決して群れは大きくない。そうした時はじっくりサビき、じっくり時間を掛けて釣るしかないのであるが、そうした我慢の釣りが秘訣でもある。 明日は「がま投げ」の23号号の振出サオで、チョイ投げの醍醐味を味わいたいと思っている。・・エサはジャリメで良い。なるべく小バリを選び、エサはごく小さく付け、波間に漂わせるような釣りをお奨めしたいがどうだろう・・。