大分空いてしまった。
この1月、決して健康を損なっていた訳ではない。ただ、まるで夢遊病者のように、何か?をすることに夢中になっていたのは事実である。
・・・急ぐことも無いのに・・・。
この間の「何か?」とは、勿論、釣りで明け暮れしていたのは云うまでもない。多くは、平塚海岸や大磯海岸で波間のシロギス釣りを楽しんでいた。・・が、船でのシロギス釣りや投げ釣り大会にも行ったりしていた。
ただ正直、釣果には見るものも無く大会での成績などはまったく芳しくなかった。・・・そして、大して上手くもない釣りだが、最近は、より下手クソになっていきつつある自分を感じ始めている。
過ぎたるは何とやら・・なのかもしれないが・・・。
因みに、どんな釣りをしていたか?と言えば・・・・。
6月1日・・村越正海氏の磯・投げ情報「波間の自由時間」の取材に同行。村越氏が大磯海岸の波間を舞台に、チョイ投げで次々にシロギスを釣る姿は、まるで「波間の魔術師」の感を覚えるのであった。
3日・・江戸和竿協同組合が主催する「和竿で白鱚を釣る会」に、村越氏、久保秀一氏らに混じって参加。場所は三浦市の金田湾の浅場である。参加者は約70名。ウイークデイの大会で、勝敗は総重量制で船毎(チーム)の横取り方式で決する。
この大会はともかく凄い!! 船には船の名人が居るものだ!・・・中途半端でない。
結果を見れば一目瞭然。トップは総重量4.18?、数でニ百数十尾である。・・こんな方が2人、3kg以上釣った方が数人も居るのだ!
小生など足元にも及ばない。数こそ百尾を超えたが、重さは1.67?と、小さなものばかりだった。
6日・・十数年振りに、“がまかつ”のG杯予選(内房の岩井海岸)に参加した。
実はここで、投げ釣りの「今の世界」を肌で感じさせられたのである。・・・遠投勝負なのである。小生は頑張っても7色一杯しか飛ばせないが、隣の若手等は、9色投げて7色迄サビき、次々にヒットさせるのである。
・・もう、とても近づけない世界だ。・・そう観念するしかなかった。
結果は、予選敗退。午前9時には帰路についた。
13日・・平塚港の浅八丸から、神奈川県釣りインストラクター連絡機構(船釣り部会)が主催した「懇親シロギス釣り大会」に参加した。
同行は久保秀一氏、角田清志君。相模川から流れ込んだ濁りの海をあちこちと走り回り、やっと落ち着いたのが茅ヶ崎沖。・・型は18〜23センチくらい迄で、皆、ほどほどに釣れはしたものの、宣伝文句ほどでは無かった。
結果は、角田君が48尾で竿頭。小生は44尾で2位の成績だった。
14日・・キャスティングの長島吉孝さんと、原海岸で行われた“ダイワ”の「スーパーバトルカップ投2009」に参加した。現地で、投げ釣り仲間と来た村越正海氏と合流、小生自身は久々の大会参加で、旧き良き面々と出会うことが出来た。
原海岸と言えば、遠投!!と云うのが定説であるが、最近はすっかり変わってしまい、小生でも届く距離で十分釣れる。・・・とは、云いながらも、この日も小生はダメだった。負け惜しみを承知で言うが、最初の1投でかなりの良型を掛けたのだが、波口で波に叩かれ逃してしまった。
これで運が去ったのか、その後小さなヤツを2尾釣ったものの選外であった。ただし、長島氏は決勝に残り、見事4位に入賞した。
・・と言った次第である。
この間、シーズンインに乗って、我が鱚介オリジナル工房のほうにもボチボチ注文が入り忙しく、また、材料仕入れなど、何となく気ぜわしい日が続いている。
今日も、早朝から平塚海岸に行ってきた。・・が、既に近場からシロギスは去って、5色で2尾釣っただけで帰ってきた。
来週は、いよいよ全日本サーフキャスティング連盟の「東西投げ釣り選抜100人の会」がある。場所は福井県。27日前夜祭、28日が本大会である。
今回は「湘南・鱚酔会」から力石一穂、後藤哲也、宇都木朗の3名が参加する。・が、付き添い役員である小生にも大会参加が許された。・・せっかくの機会だから若者に混じって、今度こそ真剣勝負で望んでみたいと思っている。
忙中・・・閑なし??
投稿日:
執筆者:高澤鱚介