19日から、九州大分県の臼杵湾で釣りを楽しんできた。同行者は、この釣行に誘って頂いた正木丞司さんと、ベテラン釣り師の松本宗二さんと秘書役の太田大介さんの4人。羽田発11時の大分行きに乗り、大分空港からはレンタカーでの行動となった。
狙いは、乗っ込みの大鯛を船から釣る。それに真アジであった。アジは、豊後水道の関アジ、関サバと同じ海域だから多くの釣り人にかなり人気があるようだ。
現地には正木さんの釣友たちが待ってくれ、2人のマイボートで釣りをさせていただいたのである。
まあ、さきに結果を言ってしまうが、これまでに比べ貧果だったようだ。だが、流石地元ベテランの廣田壮人さんが2キロ級のタイを2尾釣るなど、其々が、アジ、カサゴ、カワハギなどを飽きない程度に楽しむことが出来た。
そして釣った魚は、宿泊先の「うすき湯の里」に持ち込み、フンドーキン醤油の小手川強二社長さんの声掛けで料理長が丹精を込めて料理してくれたのである。その豪華で豪勢な肴を囲んで小手川さんご夫妻とともに、同行者一同大いに飲み大いに語り合ったのである。
さて、コマセのカゴ釣りをやらない小生は皆さんの釣りを見るのが楽しみだったのだが、一つだけ、手を出せるものがあった。・・カワハギ釣りである。
正木さんが用意してくれたアオヤギのむき身をエサに、彼これ30尾は釣ったろう。型は、15〜最大25センチくらいだったが、20メートルを切る浅場での釣りは十分に楽しめた。
最終日、湾内の小さな漁港「中津浦漁港」の堤防でショート投げ釣りを楽しんだ。もとより、何時も使うような道具も仕掛けも無い。大バリにオキアミを付け、それでも数尾の見慣れたシロギスをモノにできたのは幸運であった。
印象深かったのは、この突堤上で食べた「鶏肉のテンプラ弁当」である。柔らかい鶏肉で、まだ温かいころもに包まれたテンプラを醤油味のタレで食べるのである。何と、これが250円だというから驚き・・・。添えられたカラシ菜の古漬けとマッチし、それはそれは絶品であった。
さて、キス専門の投げ釣りマンからみた印象だが、この地にはシロギスを狙うものは居ないと見た。釣具屋を覗いたが専用の投げ竿もリールも無いし、オモリも仕掛けも見当たらない。九州は魚の宝庫であり釣り天国と云われるから、何も小さなシロギスなどを釣る者は居ないのかもしれない。
・・で、あるならば、釣られずに居ついたジャンボなシロギスが沢山居る筈である。何時もの投げスタイルを整え、津々浦々小浜や堤防を巡ってみたい。そんな誘惑に駆られる釣行でもあった。
お世話になった地元の、矢野晃さん、廣田壮人さん、永野和範さん、吉良久満さん、本当にありがとうございました。
大分・臼杵にて釣遊!
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執筆者:高澤鱚介