今朝も全く同じ場所に座を構え、第一投目から好釣に始まった。3色から手前である。
水が澄んでいたことから東京スナメを用意してきたが、あまり効果は感じられずジャリメの方に分があった。
実は今日、新しく造った形状記憶合金アームの「真打ち」を試したく持参した・・。釣友もそうだが、昨日もアタリ外れが多く、全てをモノにできれば相当に数も伸びたに違いない。そんな思いから、構想していた形状記憶合金アームを付けた「真打ち」を昨晩こしらえてみたのである。
形状記憶アームは、直線テンビンには向かない。しかし、アーム部分を起こし、テンションが掛る構造であれば効果はあるに違いない・・。
写真のモノが試作したものである。オモリは単ガンならばどれでも良いが、今日は、アワビ巻きのウッドガン・スリム「ぽっ君」23号を背負わせてみた。
これがアタリだった!大当たりだった!!・・と、言えるほどの好結果が得られたのだ。・・確かに最初のモゾモゾっとしたアタリは鈍いが、喰い込みは良く、強烈なアタリとなってサオを揺する。
慣れないうちは1尾ずつ直ぐに取り込んだが、慣れるにしたがって追い食いを試みた。ハリは3本だから、待って誘ってパーフェクトが2度あった。
使ってみて、絡みはまずない。掛りは抜群で、アタリ外れは2度だけだった。(これは凄いことなのだ!)
余りの面白さに、普段ならば8時頃に終了するのだが、時計は9時を廻ってしまった。
そして今日の釣果はヒネ32尾、ピン12尾 計44尾と大漁だった。
釣りとは面白さ、楽しさを追求するものだが、一つの仕掛け、一つの道具によってこうも違った楽しみ方が出来るものかと、更に、釣道たる奥の深さを感じるのだった。
話は変わるが、長いこと病気で養生していた釣友の土井博明さんが復帰した。病床中、早く治したい、直れば好きな釣りが出来ると自らを鼓舞し続け、頑張って来たそうである。
そして、今日が復帰3戦目、我が釣れる座の右隣に誘い、彼もまた2尾、3尾と連を重ねて楽しんでいた。
土井さんと云えば、鱚介オリジナル工房で出している「W・スライド・テンビン」の生みの親である。
明日の釣りに使ってみてほしいと「真打ち・スマブス」とウッドガン・スリムの「ぽっ君」25号を差し上げた。
明日の朝がまた楽しみであるが、J軍団恒例の三浦海岸での夏合宿に午後から出かける。31日は軍団の釣り大会。大物が勝負であれば、今年こそはと作戦を立てているのだが・・。 これもまた楽しみである。
平塚海岸 今日も好釣!
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執筆者:高澤鱚介