24日は、横浜パシフィコのFショーに行ってきた。昔と比べると釣り専門のブースが減り、釣りに関連したキャンピングカーや書籍販売コーナーが多くなった。また、釣り具の方は、一言でいえばルアー関連が主力となっていたこと、カラフルな釣り関連グッズが目立ったことである。また、投げ釣り関連は、幾つかの竿やリールの新製品が出されていたが、特出したものが無かったように感じる。
嬉しかったのは、60数年来使ってきたキス針「東京アブミ」製造メーカー、兵庫県小野市の「はりよし」さんが単独のブースを開いていたことだ。
ずっとお世話になってきたご主人にはお会い出来なかったが、教員を退職された息子の岸本隆巳さんが後継となりつつ、さらに、その息子の敬太さんも手伝っていたのである。
ブース入口には、これまで造られた全てのハリでデザインされた、30年前に造られた標本が置かれていた。それには、魚種ごとに造られた沢山のハリの歴史とそのハリの繊細さが良く分かる。・・・じっくりと、感心しながら見ることが出来た。
現実的な見方をすれば、釣り具関連は斜陽だが、こうした新しい次世代が頑張る姿に接すると、何故か、自分の今年の釣りにも力が湧いてくる。
いま、新しい素材で造られた進化した釣り具に見合った「改良されたハリ」も見受けられる。・・・そんな取り組みにも是非ご努力願いたく、また、ご発展を心から祈念申し上げる次第である。
さて、釣りの実釣報告だが、昨日は釣友3人で西伊豆の仁科大浜大浜を探ってきた。型はまだ小振りだが、確実に近づいているようだ。
僅か、2色からチカラ糸の範囲でポチポチと釣れた。潮が下げ、雨が降り出すまでの2時間ほどだったが、釣果は6尾ほど。・・いよいよ始まった感じである。
これからは、他の釣り場より一足早く近場でのアタリを楽しめそうである。ただし、早朝が決め手だから、出立は早めに!!・・・が肝要である。
そして今朝、昨日の残りエサ、東京スナメを持って、平塚海岸に行ってみた。(湘南方面への東京スナメの入荷は3/20頃だったと聞く。)
残念ながら、うねりと濁りがあって、テトラ前ですらキスは居なかった。ここ数日全く不釣のようで、今朝も3〜4人釣り人が居たが、多分、キスの顔を見た者は居なかったと思う。このこ頃は、まだまだ寒暖の差が激しい。寒さに震えながら・・・、早々に引き揚げてきた。
最近のこと・・・
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執筆者:高澤鱚介