過日(11月30日)のブログで、渚で餌をあさる小鳥のことを「チドリ」と書きましたが、それは間違いでした。正確には旅鳥の「ミユビシギ」と云うようです。
早朝のテレビに映されたその姿を見て知り、パソコンから辿ったところハワイで多くみられる旅鳥で、日本名を「ミユビシギ」、ハワイでは「フナカイ」と呼ばれているそうです。ミユビとは、足の指が3本・・と云うことのようです。
兎も角可愛い鳥です。・・その後も釣りをしている最中、キスのエサであるジャリメや青イソメを欲しがり、人を恐れることも無く、傍によって来ては、投げたエサを盛んについばんでいました。
面白いのは、小さなエサはそのまま食べますが、大きかったり砂が付いたエサは、くちばしに挟んだまま渚に運び、海水で洗ってから食べるのです。
さらに、食べ過ぎたような時だと思うのですが、波が寄せるぎりぎりの位置に立ち止まり、じっと固まったように身動きしなくなります。
多分、胃に溜まったエサを消化するのでしょうか? 概ね20分位はそのまま動きませんが、ふっと目覚めたのでしょう、再び活発に動き始めるのです。
正月も過ぎ、ここ平塚海岸での投げ釣りはほぼ終息し、キスの顔を見るのが難しくなりましたが、自然の中での釣りでは、こうした気持ちを和らげてくれるような出会いが幾つもあります。・・・こうした楽しみは、釣り人の特権なのかも知れませんね!!
「ミユビシギ」・・でした!
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執筆者:高澤鱚介