昨日、恒例となった9回目の「和竿でカワハギを釣る会(三浦半島小網代の船宿丸十丸/実行委員会:主催)」に参加させてもらった。
小生にとって今シーズン初めてのカワハギ釣りである。・・・最初はぎこちなさを感じていたが、小さくとも3尾を釣った後からはスムーズに・・・。
これには訳が・・・、実は、今日の勝負は3尾の重量で決まる。この方式なら誰にでもがチャンスあるとは言え、参加者はこの道の達人、強者ぞろいである。
今回の参加者は約90名。くじ引きで4船に乗り分け、午前8時出港・・。釣り場は、小網代から長浜の沖合、深さは20〜30メートル立ちで、比較的根掛りの少ない一帯で行われた。
小生のスタイルは、リールはスピニングリールで、それ用に「汐よし」さんで特製してもらった和竿である。
作戦は、底にエサを這わせた、この道で言う「べた底」で攻めて見た。実は前回の最終釣り大会で、大型を攻めるのに効果を見た釣り方である。
・・兎も角、最低3尾は釣らなければ勝負にならない。4尾以降は、大きなヤツが攣れたら、小さなモノを入れ替えながらサイズアップし、残った最大3尾を審査に付すのである。
偶然にも、隣り合わせとなったのが投げ釣り仲間の角田清志さん・・・。一年ぶりの再会で「運が付いた」のかもしれない。お喋りしながらも、お互い腹の底に大型期待を込めて釣りに専念した。・・・だが、どうも大型は中々来ない。ミヨシの方から、30センチオーバー!!・・そんな声も聞こえていた。
ふと、しかけに問題あるかもしれないと思い、仕掛けに付けていた中オモリを除いてみた。・・・どうやら、矢張りここに問題があったようで、それからはボチボチと20センチオーバーも来始めた。・・・結果は15尾、20センチオーバーは4尾釣ることが出来たのである。
表彰式で結果が発表されて驚いた。今日、車で一緒に来た小田原在住の永山幸央さんが、見事に準優勝の2位に入ったのだ。そして、念願だった賞品の「和竿」を手中に収めたのである。
勿論、吾輩は船中4位くらいだったが、トータル順位は全く分からずと云った低位置だった!! 抽選で頂いた賞品と丸十丸から提供された参加賞を手にし帰路に着いた。
帰りの車を運転する永山さん!・・それこそルンルン気分・・・。何時もは口数の少ない御仁だが、この日ばかりは渋滞もなんのその、大いに釣り談義をしながら帰ってきた・・。永山さん!・・本当におめでとうございました!!
一言、この大会、実は、我がカワハギ釣りの師匠である生物写真家の久保秀一さんと横浜竿:汐よしの早坂良行さんのお二人が中心となって、実行委員会を束ね運営していると言って過言でない。
また、大会の現場においては船宿丸十丸のご家族や親類の方などが皆で協力して働いている。
楽しい大会・・、こうした裏方のご苦労の上にあって成り立っている。
この催しに何も協力出来ない自分だが、一人の参加者として心から御礼を申し上げます。また、来年は第10回を記念した大会になろう、これまで以上に素晴らしい大会となることをご期待申し上げたい。・・ありがとうございました。
この「和竿で釣るカワハギの会」の結果等詳細は、船宿「丸十丸」のホームページをご覧あれ!
和竿でカワハギを・・・
投稿日:
執筆者:高澤鱚介