3年ほど前の今頃、南伊豆釣行時に松崎町のある食事処の庭に、珍しい黄色い花が群生し咲いているのを見つけた。小生にとって始めて見る花で、女将さんにお願いし数本の株を頂いて来た。・・・だが、名も育て方も分からず、やがては枯れてしまった。
しかし気になる・・・。その時に撮った写真を平塚にある元神奈川県農業総合研究所跡に整備された「花菜ガーデン」に持ち込み、技術員の方にお願いし調べてもらった。
返事があったのは、確か1週間くらい後だった。中々判明できず、相当ご苦労を掛けてしまったようである。
これは珍しい品種で、まだよく普及して居ない「トリトニアクロカタ」と言う、南アフリカ原産の花である。恐らく輸入された園芸品種の原種であるのではないかと言うことだった。・・・その後、植物図鑑などで調べた結果、「耐寒性で乾燥にも強く、球根で殖やせる」と判明。何時だったか、NHKの趣味の園芸HPに写真投稿をしたこともある。
・・であるなら、殖やしたい。・・・そんな思いで昨年、改めて女将に頼み込み、頂いて来たものが咲いたのである。
とてもきれいで、これならば沢山増やしたくもある。今年は、秋に分球した苗を広く植え付けたいと思って居る。
一斉に開いたこのお花畑を想像するのも楽しいものである!!
「トリトニアクロカタ」の花が咲いた!!
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執筆者:高澤鱚介