世界的にも珍しく、日本で唯一高知県の須崎市に育つ貴重な竹「虎斑竹」で、ハリ抜き(ハリ外し)を造りました。
現地から取り寄せた虎斑竹を適当な幅に割り、一本一本丁寧に、削り、穴を空け、細かな細工を加え、磨き、最後にエポキシ樹脂で強化塗装を行うなど、全てを手作業で行いました。
ハリ抜きの存在は薄いですが、投げ釣りには無くてはならないもの。こうした小物でも、完成まで実に20数工程もかかりました。
また、工業製品とは違い手造りのため画一化したものは造れません。太さが不揃いだったり、ペイントの仕上げにムラがあったりと、正直言って見た目の出来は80点くらいだと思います。でも、それが逆に温かみや個性として感じてもらえるかも知れません。
一応、どれも同じような仕上げとなっていますが、「先端部分」と「ふさ紐」の色を変えアクセントとしました。また、価格は思いっきり1本500円と超安価にさせて頂きました。
ご入用の方は鱚介オリジナル工房のページから、ご希望の「房の色」を指定しご注文下さい。なお、「太さ」は当工房にて選ばせて頂きます。
ハリ抜き(ハリ外し)発売!!
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執筆者:高澤鱚介