鱚介オリジナル工房

段違いスリーブ!一歩前進!!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

段違いスリーブ

 鱚介オリジナル工房が目指すテンビンの究極は、アーム側のステンレス線がテーパー状になったものである。
 単独のテンビンでも、テンビンオモリであっても、例えば、アームの基部線径が1.2ミリで、先端にかけて0.7ミリほどに徐々に細くなったような形状にしたいのである。

 しかしながら、このテーパー状になったステンレス線素材を入手することは絶無に近い。数年前から関係筋に当たっているが、そうしたものの需要は無く、現存したものは無いと言う。
 ならば、製作できるかと問えば「出来ないことは無いが、手作業で一本一本作ることになり、価格は途方もなく高くなる。」と言う返事ばかりで、親身に相談には応じてくれない。
 でも、これからも色々な工業分野で作られている部材で、応用出来るものを見つけて行きたい希望は捨ててはいない。

 そうした中、鱚介オリジナル工房では、異なった径のステンレス線を繋ぎ「接穂アーム」として、何種類かを作成している。
 実は、これがまた苦労する。ステンレス針金を繋ぐには、アーク溶接であれば仕上がりも綺麗に出来る。しかし、繋いだ部分が極端に弱く折れ易いとも聞き、また、装置もままならず、高価で製作時間も掛かり過ぎ、とても製品化には結びつかない。
 そこで現在はスリーブを用い、カシメ、ハンダ付けをしている。スリーブは、造るテンビンによってシングルやダブルを使い分けているが、いずれにしても出来上がりが醜く、最後は熱収縮ゴムで化粧し仕上げているのである。
 また、スリーブも種類が少なく、長さが短く、針金に見合った径を持ったモノが少ない。工房では、何種類かは特注で造ってもらっているが、それでも思ったような製品には届かない。

 ならば、線径の異なった段違いの接手スリーブがないものか?と、幾つもの関係企業のホームページを捲った中に、確かに、それらしきものを発見!!・・・。ただし、工房で使うステンレス線に見合った素材か?線径は?価格は?等々・・詳細は不明・・。

 早速、その企業に問い合わせ、相談に乗ってもらうことができたのである。やる気、前向きな企業は流石である。・・すぐに対応してくれ、実は昨日その試作品の1号が出来上がってきたのである。

・・・写真がそれである。既存のスリーブとは違い、我が工房で使っているステンレス線と同じ材質(SUS304)で、肉厚が薄く、段違いがとてもスムーズに仕上がっている。これであれば、充分に使えそうである。
 
 現在、この規格の確定や価格決定(可成り高価?)の協議を進めているが、是非ともこれを採用したテンビンを造っていきたいと思っている。
 また、その「段違いスリーブ」を広く販売し、資金を補えればと考えているのだが・・・。


Loading





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

鱚介テンビン「真打ち」のこと・・

真打ち:黒/赤 大げさな言葉を使い「真打ち」を発売しましたが、お使い頂いた方からの大きな反響を感じています。 中には、既にリピートされる方も居ます。お蔭様で、造った第1弾の在庫は少なくなり、何とか補充作業をしなくてはならないほどです。有難うございます。 そんな中、お使いいただいた藤沢市在住の東誠治さんからメールを頂きました。ご本人に了解の上、掲出させていただきました。[ 鱚介オリジナル工房 様 本日6:00〜9:30の時間帯で茅ヶ崎サザンビーチにて『真打ち・黒』で実釣してきました。 結論か…

Loading

鱚介アブミ:黒4・5・6号を期間限定特価で!

キスシーズンの開幕にあたって、鱚介オリジナル工房と老舗「はりよし」がコラボで創った細軸軽量なキスの専用針「鱚介アブミ」の「黒染め」4号、5号、6号、を特別価格(通常の半額)で、期間限定で発売します。 …

Loading

「湘南テンビン」・・について

3色セットを予定! 「湘南テンビン」??・・投げ釣りをされる方なら一度はお聴きになったことがあると思う。ただ、実物を見たことは無いという方が意外に多い。 確かに、一部のベテランキャスターのみに使われているテンビンで、遠投力に優れ、アタリをダイレクトに捉えられる優れものである。 「湘南テンビン」のそもそもを少し調べた所、その原型は、1980年代に茅ヶ崎市在住の投げ釣り師(内藤さん)が考案したものだと聞く。・・が、その後、遠投派で著名な二宮秋雄さんが改良を重ね完成した「直線形」のテンビンという…

Loading

「半ぶら:テンビンオモリ」 新発売!!

ウッドガン・メタボ      L型トライアングル固定     接ぎ穂SMABS ウッドガンに新たに「半ぶら:テンビンオモリ」が加わりました。投げ釣りでのテンビンとオモリの関係は、テンビンとオモリをフックスイベルなどで接続した、一般的に「ブラテン」と云われるもの、また、テンビンとオモリを固定化した「テンビンオモリ」と云われる2種類があります。 二つの、1番の違いは「ブラテン=アタリの良さ」と「テンビンオモリ=遠投性」にあると考えられます。 これらは釣り人の好みによって使…

Loading

仕掛け巻き「有限100掛け」復刻す

随分長い間書いてなかった・・自分でも驚いた!! ・・ご心配のメールなど頂き恐縮至極です。 この間、実にいろいろな事があって、釣りの方も殆ど行っていなかったのです。 ただ裏返してみると、この間、何時も行 …

Loading

2026年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ