以前、このブログで竹細工を趣味としている方から頂いた、ボディに篠竹を用いた「竹シンカー」を紹介したことがある。
その後、その作者との連絡が取れず、何とかしたいと、このブログでも公開捜索(大げさですが)をしたのだが、ずっと見つからずのままだった。
実は1週間前、一通の分厚い封書が届き、差出人に「山口○○」さんの名があった。もしや?と思い、急いで開封すると、何と転がり出て来たのは2本の「竹シンカー」だった。矢張りそうだった!!・・探し求めていた山口さんからのものだったのだ・・。
手紙には、平成18年から24年まで仕事の関係で新潟に居り、その後東京の会社に戻って3年前退職したとのこと。更に驚いたのは、住いがお隣町の伊勢原だったのである。今、その伊勢原で農作業と共に趣味の竹細工に励んでいると言う。
送られた中には、筱竹を組み合わせた美しい「竹シンカー」と共に、持ち運びが出来る折りたたみ式の「マイ箸」が入っていた。かなり手間のかかった作品である。
山口さんの作品は、使うことを目的としているのだと思う。だから、これからは竹シンカーも飾っておくだけでなく、実釣に使いたいし、箸も、出歩くときにも持って行き使いたいと思って居る。
お聞きするところ、山口さんの作品は多く、昆虫、箸箱、孫の手、靴ベラ、ステッキ等々、多種を手掛け、時にはフリーマーケットにも出すほどの腕であるようだ!一度、覗きに行きたいと思って居る。
小生、先般、「虎斑竹のハリ抜き」を造り販売もしたが、完成度が低いことは公表したとおりである。もう少し早く連絡が取れ、ご指導を頂いて居れば、もう少しましなモノに仕上がっただろうが・・・、残念だった!!
山口さんには、こんなことも書いて返信したが、これを機会に色々と教えを蒙りたいと考えて居る。
山口さん、どうぞよろしくお願い致します!!
「竹シンカー」造り人 判明!!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介