釣り休みに年賀状を思う

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今日は久しぶりに寝坊し、起きたのが7:30頃だった。天気予報が、下り気味を報じていたからズルを決め込んでいたのだ。それでも気になり外を窺うが矢張りどんよりと曇り、冷え込んだ朝はいま一つ足を鈍らせた。おまけに、今は“師も走る”と言われる年末である。「お前だって、やることは一杯あるんだろう!」っと、自らに言い聞かせムズムズした気持ちを抑える自分がそこにあった。まあ、そんなことで、今日一日は年賀状を書こうと決める。だが、正直言って何とも気が乗らない。年賀状を書くのは三年振りなのだ。親父を亡くしたのが三年前、最愛の息子を失ったのは二年前で二年続けて喪中ハガキを出していた。そればかりでは無い。昨年は愛する妹のつれ合いまで亡くしてしまった。また、親友だった釣友鈴木富美雄君を失い、常盤愼介君を見送った。二人とも私より10歳も若い50歳代だったから、さぞやご家族も落胆されていよう。合掌歳のせいか身の回りの不幸が段々と多くなっている。だから、今自分が健康で幸せなうちに、多くの友人たちと交流することが、お互いにとって幸せに繋がるのではないだろうか?年賀状は、年一回お互いの存在を確認し合い、ペンを持つったとき、その相手との思い出を一瞬脳裏に描く。しかし、思い巡らすのは良いことばかりではない。例えばだが、もし、この一年の内に私や家族に不幸があったとき、果たしてこの賀状を交換している何人が、心の底から弔ってくれるだろうか?・・などと、不遜な思いも過ぎるのである。過日、パソコンのハードディスクが壊れ一瞬にして住所録を失ってしまった。今やっとこれを作り直せたが、作業している時思ったのだが、お付き合いが薄くなった方はもう名簿から削ってしまおうと・・。しかし、削ろうとした一人一人の、その時の出会いや付き合いを思い巡らす時、それはとても削れない。退職し新たにお付き合いを頂ける方も増えた。矢張り、年賀状の数は膨らむもの・・。そんな思いで、今日は400名近くの年賀状と一日付き合ってしまった。明日ももう少し続けねばならない。ふと思った。数で数えられる幸せって有るのだろうか。もしかして、この年賀状こそその一つなのかも知れない・・そんな気もした。

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