昨日、凝りもせず南伊豆を探ってきた。・・1尾でも良い、良型のアタリを味わいたかったからである。
それと先日公開した「ブラ・ぽっ君」を、改めて試してみたかったからでもある。
今日の伊豆入りは、久しぶりに135号線での東海岸回り。・・先ずは、ずっと行きたかった東伊豆の稲取漁港の港内を狙ってみた。湾奥には行かず、手前の船揚げ場、船着き場を3人で分かれて投げてみた・・。
居ればすぐに食いつくだろうが、居ないならば数投すれば結果は分かる。・・・・後者の方だった!
新しい「ブラ・ぽっ君」18号を、根掛りで取られただけだった。・・・結局3人とも顔は見られず、ほぼ1時間で切り上げた。
次に、下田の須崎の小磯周りの深場を予定したのだが、生憎、南からのウネリが入っており諦めた。・・続いて、下田湾市場前に行ってみたが、堤防には多くの漁船、工事船が停船しており、何時もの釣りは出来ず諦めた。
さらに、妻良湾に向かい、妻良漁港奥の新堤防に行ってみた。だが、ここにもキスは居ない。釣れたのは和田さんが3色で釣ったトラギスだけだった。
最後は、これまで多くは釣れなかったが、大物混じりで顔を見た妻良湾子浦に行ってみた。
最近、小浦の船着き場にはこんな看板が付けられた。「船の係留場所からの投げ釣りは禁止です」とある。確かに投げ損なった仕掛けが漁船の帆柱などに絡みつき、ぶら下がっているのを見かけたことがある・・。
船の間からのチョイ投げが出来ないのは残念だが、漁師たちの一致した意見なのであろう、・・・と納得!!
この日小生は、最軽量・2ピースの振出し竿「キャスティズムの15号」に、リールは「サーフベーシア25」とし、テンビンんは「真打ち−アグレ09」、オモリは、これも最軽量の「ぶら・ぽっ君」の15号とした。
仕掛けは、全長2メートル、鱚介アブミの6号、3本バリとした。エサは、ジャリメの1っ匹掛けとしてみた。
本来なら、ハリは小さく、エサも小さく切ってやるのだが、今日は思い切ってこれを転換、狙いは大物、エサはクネクネと動いて存在をアピールさせ、堤防際でじっくり待った釣りを目指してみたのだ。
自慢する訳ではないが、「ぶら・ぽっ君」は実に面白い。アタリは、魚がエサを引っ張っただけで、その瞬間を感じさせてくれる。サビいても弾まない。
食った瞬間は、ガンガン、コツコツではなく、いきなりグイーンと引っ張っられるような感じ、大ギスのアタリ方が、小キスでも感じられるのである。
・・・して、このスタイルの釣りを最後まで通し、23?級を1尾、20?級を1尾、16?級を3尾、合わせて5尾をゲットした。
たまたま、こんなスタイルが当たったのかも知れないが、今しばらくは、この新しい「真打ち−アグレ09」と「ブラ・ぽっ君」の組み合わせで楽しみたいと思っている。
(なお、この「ぶら・ぽっ君」は、富士カイソーテンビンオモリを鱚介オリジナル工房が改良したもので、15号〜30号まで造る事ができます。)
ぶら・ぽっ君の効果か?
投稿日:
執筆者:高澤鱚介