正月以来、何回か平塚海岸で投げていたが、掛るのは小ギスの顔を見られる程度だった。 正月休みも明けた今日、久々の船キスを楽しんできた。 天気予報では冷え込みが厳しいとは言っていたが、それは冬だから仕方ない。海が荒れてさえいなければ今の時期、・・・船キスの自主禁漁期間が過ぎた正月明けは、大物にも出会えるチャンスがある。 防寒着を着込み、茅ヶ崎の船宿「沖右ヱ門丸」の3号船で午前7:00出港・・。東の水平線に陽が上りはじめ、海は穏やかでウネリも風もない。 船宿「沖右ヱ門」には2年前に「友の会」に入会している。会員登録は1年2千円。乗合料金は会員特割で6000円である。我が家から近く、その便利さが魅力だし、乗合は1人でも出してくれるから嬉しい。 沖合1キロくらいか、深さは37〜43メートル。早朝は喰い渋っていたが、9時頃から釣れ始めた。時折り、ピンギスも食ってくるが、良型がかなりを占める。ただし、ポイントは小さく2〜3尾で喰い止まってしまう。しかし、よっしー船長さんは、何とか釣らせようと度々移動を繰り返してくれた。 一番よかったのは「馬入川沖」だった。・・・仕掛けを落とした39メートルに着底した途端の凄い食い付き、一瞬何が起きたのかと思うほどのアタリが・・・・。上げてみると何と、24センチと25センチのジャンボサイズが一荷だったのである。 もうこれで満足!! 用意したカップラーメンにお湯を注いでもらい、ゆっくりと昼飯を取ることが出来た。 沖上がりは14時・・。 ポチポチと良型が釣れ続き、カウンターは38尾を表示していた。そして釣果の内ピンギスが8尾混じっており、後の30尾はほぼ20センチオーバーだった。 この日の竿頭だった!!・・と云いたいところだが、今日の客は吾輩ともう一人、たった2人しか乗って居なかったのである。 船宿から自宅までは、車で10分ほど。急ぐことも無く2時半頃には家に帰っていた。そして、これも久々に「昆布〆」にすべく出刃包丁を握ったのである。