メタボ-アワビ16(仮称)

投稿日:

 外は、今年2回目の大雪が降っている。冬で稼ぎの少ない船宿は、2週続きの休日大雪で相当に参っているそうだ。 勿論、釣り人もそうなのだが・・。でも、雪は春の訪れを告げる大事なステージ、釣り人の方は、待つほどに釣行への期待は膨らむ。この間多くの方は、イメージトレーニングや仕掛け造りに精を出すのだろう。 投げ釣りの方と云えば、深場の国府津海岸辺りでもキスはすっかり影をひそめ、精々顔を見る程度だそうだ。 そんな今、我が仲間達は釣れないことを承知で、遠投に挑み、投げ練に汗をかきつつ春を待つ。 一方、鱚介工房では今、少し変わったウッドシンカーを試作している。 昨年は、発砲オモリを使って海底を自然の流れに乗せて釣る釣法が広がったが、これをウッドシンカーで、さらに発展できないかと考えたのである。 試作しているのはデルナーを改造した「ウッドガン・メタボ」で、ウッド部16センチの長いシンカーである。 特徴は、ウッド部はなるべく中空を広く削り取り、軽く浮きやすい構造にした事である。(ウッドの重さは15グラム弱=4匁=4号)  もう一つは集魚効果があると言われる「アワビ・シート」を、ハチマキ状に貼ったことである。効果のほどは正直言って分からないが、「良い」と言われることは試してみたいのである。・・・特許???・・あったとして、抵触してしまうのかなぁ〜?? 今の段階で試釣してないので何とも言えないが、25、27、30号を風呂に浸けてみた所、かなりの浮き効果が見られたので、雪がやんだら海岸に出て投げてみたいと思っている。  まあ、何れにしてもシーズンを待って、これで多連釣りをやってみてから本格始動したいと思っている。 なお、試作は30本くらいを予定しており、これをお読みになって、是非試してみたいと仰る方が居れば、安価でお分けしたいとも考えている。 * 2/23 試作品は全て捌けてしまいました。本格発売は追って発表させていただきます。ありがとうございました。

Loading





-未分類

執筆者:

関連記事

no image

新たなる釣友

 最近、一人の青年が「本当の投げ釣りを憶えたい!鱚介先生、教えてください。」とメールや電話を入れてきた。 そう言う彼は、いろいろと釣り雑誌等で勉強をしているらしく、先ずは、○○○の最新モデルのスピニングを買いたいとも云う。メールからも、しゃべり方からも素直な青年であると分かったが、やはり顔を合わせないと・・・。そして、行きつけの小田原酒匂の宮島屋釣具店で落ち合った。 写真が彼である。まあ、名前だけは紹介しても差し支えないだろう。上村大介君(36歳)といい、新橋で飲食店を経営する好青年である。写真のも…

Loading

no image

平塚海岸 今日も3尾!!

 過日3尾釣った後、1度だけサオを出した。だが、シロギスの顔は見られず、クサフグとヒイラギだけだった。・・・何故、この低温期にヒイラギが・・?  荒れていた海もやっと穏やかさを取り戻した中、今日行ってみた。結果は、前回と同じ18センチ級が3尾。テトラ前ギリギリに投げての待ち釣りだった。 殆んどアタリらしきを感じさせない釣りだから、サオ先の微妙な動きを凝視するには少し疲れる。  今日は、ハリを東京アブミ5号の4本バリとし、ミキイトを1.5号、全長3メートルとしてみた。エサを、波の動きに浮遊させるように…

Loading

平塚海岸 再開の兆し?

扇の松下辺り 良い情報提供が出来ないかと、ほぼ毎日、海に通っている。  釣りをする背後の砂山は、先の18号台風の荒波で大きくえぐられ、まるでグランドキャニオンの様相。・・・多量の砂が海に流れ込み、これが堆積すれば砂地を好むシロギスにとって良き棲息環境が形成される筈。・・ただし、少し時間の経過が必要だと思うが・・。 さて、釣況の方だが、残念ながら9月末の激釣は去り、このところ、ずっと低釣な日々が続いていた。しかし、波も治まり濁りも薄れつつある中、昨日あたりからやっと釣れ始めた。・・これをもっ…

Loading

仕掛け巻き「有限100掛け」復刻す

随分長い間書いてなかった・・自分でも驚いた!! ・・ご心配のメールなど頂き恐縮至極です。 この間、実にいろいろな事があって、釣りの方も殆ど行っていなかったのです。 ただ裏返してみると、この間、何時も行 …

Loading

寒さの中、まだ居ました!

3人分です・・ すっかり冬の気配を感じる中、平塚海岸のキスはそろそろ終盤かと思われるのだが、マダマダ頑張れば釣れている。 ただ、この下がりつつ水温が好みなのだろうか、時として大型のクサフグの大群が居り、大バリであっても何の抵抗も無いまま食いちぎられるから厄介である。  また、先に、一本バリ、青イソメの一匹付け、待ち釣りのことなどを賑やかに書いたが、どうやらこのスタイルは通じなくなっている。 テトラ群に居付いた大型のヒネ、口を使わなくなったのか、既に深場に去ってしまったのか、何とも分からない…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ