努力はするものだ!・・春2番と云われた大風が去って3日目、地元の主と言うか常連の土井博明さんが、静かになったテトラ群西側で25cmの大キスを釣り上げた。 彼はつい先日の2月7日にも、同じ場所で23センチと20?の良型を仕留めたが、これに勝る見事な「湘南銀ギス」だった!! 小生は、先日のその2尾のキスについて、「このキスがシーズン終わりの居残りなのか、或いは新シーズン幕開けのキスなのか定かではない。・・・が、願わくばシーズンインの便りを携えたキスであってほしいと思う。」・・と書いていた。・・で、どうだろう?・・今日のそのキスは、正にそのシーズンインの期待に叶った「海からの贈り物」に違いないのではなかろうか?? もし、自分が同じように努力して居たのであれば、このニュースソースが我が身からでありたいと思うのだが、今日のそれはあり得ない。 ・・日々、釣れずとも、悪条件であっても、重い道具を抱え通う姿、その努力の結果の何物でもないのだから・・・。 兎も角、今日の彼の快挙は自分事のように嬉しいものだった。 聞いた話だが、距離はテトラの手前4色付近。2本バリに一匹付けのジャリメだったそうな! 投げて、サオ立てにヤジロベィにサオを寝かせ、静かに待って居た時にグィーンと来たそうだ。・・・最近フグも多くなったが、その引きとは全く違った大ギス特有の引き込みだったと言う。 傍には常連の仲間が数人居り、盛んに彼の努力を称えていたが、むしろそれ以上に、いよいよ春が来た! いや、少し早いが、桜前線に乗って〜、今年も確実に春ギスがやって来た!! ・・皆、そんな喜びを強く心に感じ入っているようだった・・・。