釣りを楽しむ釣り

テナガエビに苦戦中

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8月に入り、ようやく梅雨明け。テナガエビの季節は5〜7月の曇った日が良いと聞いていたが、遅れ遅れて今になってしまった。だが、いくら釣季外れだとは言え、3回通って今だ0匹だとは何とも情けない。この日記のカテゴリーから言えば「釣行記」なのだが、未だ一匹も釣れない状態だから、今回は「釣り雑学」に分類することにした。ああ・・情けなや!!??

8月1日。久保師匠からの誘いを受け、酒匂川のJRガード下に行って見た。同行は大物釣師の渡部隆雄さん。共にテナガは初挑戦である。
事前の情報では、酒匂川には「雑魚券」なる「入漁証」が要ると言う。途中「宮島屋釣具店釣具」に寄ったが、この日は火曜で定休日。巡礼街道に出て、飯泉橋に近い「かめや釣具店」でアカムシとミミズを買う。が、雑魚券は無いと言う。漁協が扱わせてくれないのだそうだ。近くの酒屋にあると言うので寄ってみた。日釣り雑魚券は500円。内税であるらしい? 現場で買うと800円だそうだ。ついでに聞いてみた。入漁料を取るからには、放流しているんですよね?・・そしたら、勿論です!・・と言う。それならテナガエビは沢山居ますね!っと、嫌味を言って店を出た。川の環境保全に廻るのなら、それはそれでよい。だが、せめて根拠と目的位は券に明示した方がよいと思うがどうだろう。

聞いていた川原の道をたどり、釣り場と思しきところに行く。確か、10時に来るはずの師匠の車が在るでは無いか。本人は何処?そう、葦の葉陰に囲まれサオを出していた。やぁやぁ!!の挨拶だが、どこか元気ないように見える。原因はどうやら、“渋いんだ”にあったようだ。
師匠が我々のために特別に揃えくれたサオと仕掛けをセットし、エサを付ける。・・と、いとも簡単に言ってしまったが、このエサ付けは大変。ハリはタナゴバリで、ともかく細くて小さく、2ミリくらいしかない。ただ、メガネを掛けさえすればそれなりに見えるのだが、爪を切ってしまったばかりの指に、この極小バリを挟みニロニロと動くアカムシの頭に針先を刺すのは至難の業なのである。
師匠から、玉ウキの間隔を調整してもらい釣り方を聞き、いよいよ釣り開始である。
ピクピク・・・小気味良いアタリがウキを動かす。釣れる釣れるって、クチボソ、ハヤッコ、フナ、マハゼ、ダボハゼ等などが良く釣れる。なるほど、漁協は沢山の魚種を放流しているようだ。渡部さんは別のウナギ仕掛けで60センチくらいのコイを掛け、久保師匠はヘラブナも掛けた。だが、本命のテナガだけは一向に掛からない。時計が正午を指している。最後の最後になって、師匠に、この日ただ1匹のテナガがくる。思わずサオを置き拍手喝采・・流石に師匠だ。言い方を代えると、その一匹は師匠の体面を演出した貴重な獲物であったとも言える。ゴメンナサイ!!

8月2日。昨晩、村越正海さんを誘いまた飲んでしまった。そこでの約束は、私は相模川の馬入大橋下、師匠は同じ相模川の神川橋下で、お互いテナガを狙おうと言うことであった。
少しアルコールが残っていたようだが、午前8時ごろ昨日のエサを持って馬入川行って見た。多分、ミミズが1匹あれば、1日遊べそうな実にエサ代の掛からない釣りでもある。
川辺は静止した状態で、流れは無い。適当なヨドミもあってテナガエビは居そうである。ヘラブナを狙っている釣り人に聞いてみた。二人とも、ああ居るよ! 最近は少なくなったが、あれがそうだ!・・と、指す指の先に確かにエビは居た。この間まで沢山居た。そんなものエビ網にエサをいれ、1時間もほっとけば沢山捕れるよ!とも言う。釣り人とも言えない酷い言い方だ。・・無視して支度する。
だが、ウキは少しも動かない。場所を変え、じっくりと待っての釣りをしたが時折来るのはデキハゼのみ。釣り方は、一向に分からない。一匹も経験してないのだから、・・師匠が教えてくれた玉ウキの動きをイメージしながら・・なのだがそれも無い。日が高くなり諦める。この日、師匠からの朗報は届かなかった。

8月3日。本日のことである。昨日の釣師ではない親子ずれの釣り人から聞いたが、テナガエビは何といっても朝と夕刻が良いと言う。暗いうちに起き出し、5時ころ釣り場に着く。水面下を覗きながら川辺を歩いてみたが、何処にもテナガの姿は無い。見える深さに居ないのだから、もっと深いところに潜んでいる筈だ。(・・と、多くの釣り人はそう思うはず。)また、見える魚は釣れないとも言う。
そんなことから、届く範囲のほぼ1・5メートルの深みを狙ってみた。ゆっくりと待ってもみた。しかし、何処にも居なかった? いや、居ないわけでなく、釣れなかったのだ。
ただ一度だけ、師匠から聞き知った玉ウキの動きがあった。水平に、ゆっくりツツツー!と20〜30センチ動き、ツンツンと跳ね上げるようにウキを引き、またゆっくりと持っていった。今までの「魚」のアタリとは少し違った・・を経験した。だが、これが果たして求める「テナガエビ」のアタリだったかは分からない。

これで3回連続のボーズ!!・・最近余り無い難しい釣り経験を、今、味わっている。あの異常に手の長い愛嬌のあるテナガエビを、早く、一匹だけでも釣りたいものだ。その内、ツ抜けし、真っ赤に揚った「肴」になったそれで、冷えたビールでキュッーと一杯といきたいものだ。多分、師匠はこう言うだろう。「季節が替わり、熱燗でも合いますよ!」・・って??

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