梅雨の晴れ間に、今、平塚海岸で投げてきた。北の風、波は穏やかで水の色も澄んでいた。
遅く7時頃海岸に下りたが、先行していた釣友は「早朝からやって9尾と好調だ!」と言う。距離は遠く、6色だそうな・・。
海水浴場となったテトラ前から西に歩き、扇の松下、放送塔の下に入る。何時もボードで遊ぶ若者も居らず、汐は下げて投げやすい状態だった。
今日の持ちエサは、先日100人会で福井に行った際仕入れた高知産のジャリメのみ、生憎と東京スナメは無かった。
竿はキャスティズム385−30号。オモリ30号でハリ数を3本として遠投を試みた。・・・追い風でよく飛んだ。 直ぐに、7色を切った辺りで明確なキスのアタリ・・。・・上げて見ると、20センチの良型が・・・。幸先良いスタートであった。
周りに釣り人は無く独り舞台のような釣り場で、それからは投げる度に1尾、2尾と付いてくる。そんな時、散歩がてらに寄った話好きの方が・・・、側から離れない。
調子に乗るとはこんなことかもしれない。その方が帰るまでのほぼ1時間で10尾は釣ったろう。・・そしてスケベ根性は止まらなかった。・・そろそろ昼、何とかあと1尾を釣りたい。・・20尾を越せるのだ!!・・。
そして最後と決めたその1投に、何と3連が来たのである・・。結局、トータル22尾と、久しぶりに堪能できた平塚海岸だった。
実は、今日は朝飯抜きで、どうせ釣れないから直ぐに帰るよ!と言い残し家を出てきたのだから皮肉なもの。
それにしても、半日、7色に向けての遠投をしたのだが、この日ばかりは腹が減ったとも、足腰が痛いとも感じなかったのが、何とも不思議な気がする。
明日、再び狙う積りだが・・・・、果たして、竿が振れるかどうか・・心配である!!
平塚海岸 5 好釣!!
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執筆者:高澤鱚介