鱚介オリジナル工房

半ぶら ウッドガン・メタボの改良

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

新型半ぶら ウッドガン・メタボ

今日、小田原の酒匂海岸で行われていたダイワの投げ竿試投会を覗いてきた。宮嶋屋釣具店に早くからポスターが掲げられ、天候も良かったことから、かなり多くのキャスターが盛んに投げていた。

 そんな中、海岸左のテトラ付近で早朝から釣りをしていたと言う東誠治さん、高橋さんが、20?クラスの良型を5尾上げたそうな!
 ・・・水温は未だ14℃台だが、少しづつ温かい潮が入り始めたのかもしれない。・・・早く浅場にも近づいてほしいものである。

 
 さて、今年は「半ぶらのテンビンオモリ」が、更に広く好まれるようになって行く気がしている。
 どのような種類のシンカーでも、大概のモノは半ぶらに改良することは可能である。・・だが、鱚介オリジナル工房としては、矢張り「ウッドガンの半ぶら」に力を入れたいのだが・・・。

 「半ぶら」にするには、カイソーやデルナーのようなテンビン付きオモリを選んだ場合は、先ずはそれを単ガン化しなければならない。これまでの単ガンは、丸目位置が木部てっぺんに付いているが、半ぶらでは木部と丸目の間に足が必要なことが分かった。
 そこで、新たに造ったものは、Wスリーブ1個分の長さを足にしてみた。ウッドキャップを被せ、カップワッシャーを嵌め、それをWスリーブで加締め、ハンダで付ける。・・造るには手間が居るが、オモリとテンビンの間や形も整い、とても安定したものに出来上がった。
 ・・・今後つくる「半ぶら」には、全て長足を付けることになりそうである。

 
 さらに、オモリとテンビンを半ぶら状態にするゴムの部分だが、ここは効果的な硬さを保ちつつ、耐久力を備えたモノに仕上げる必要がある。言わば、半ぶらテンビンオモリの心臓部にあたる。

 これまで商品化した後も、づっと試作を試みて来たのだが、今やっとその結果が出た。
 一言で云ってしまうと、熱収縮ゴムの処理方法から解決したのである。細部は言えないが、ゴムの嵌め方、熱の加え方である。・・・そうしたことを、一個一個バランスを見ながら拵えて行くのである。

 今回完成したものは、ウッドガン・メタボの25号,27号,30号で、縦軸は全てSUS304Hの1.0ミリのステンレス線を用いた。
 これをベースに、アーム軸を縦軸と同じ1?通しで造った「1?アーム」、0.8?で造った「08」アーム、形状記憶合金の1.0?で造った「SMABS」の3種類が完成。
 ・・・さっそく宮嶋屋釣具店にて販売を開始した。

 アームの種類、太さ、長さ等は使う方の好みで変わるもの、・・従って、希望をお伝え頂ければ、いか様な「半ぶらテンビンオモリ」にも仕上げることが可能。今は季節柄、時間に余裕がありますので何時でもご相談ください。

 

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

足長のウッド単ガン

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

熱収縮ゴム


画像(180x135)・拡大画像(480x360)

二重に被ったゴム

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

トライアングル固定


画像(135x180)・拡大画像(360x480)

半ぶら SMABS

Loading





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

「真打ち−藍」誕生

新しい「真打ち-藍」 我が鱚介オリジナル工房から、投げ釣りテンビンの最終バージョンと決めて生まれた「真打ち」は、今、投げ釣りの世界で広く愛され始めている。 「真打ち」には、硬め遠投用の「真打ち−黒」と柔らかめ近場用の「真打ち−赤」の2種類がある。 実はこれが標準として好まれるならば、恐らく、もっと硬めで超遠投・多点バリ用の、もう一段強化されたものが必要となるに違いないと考えていた。 そんな中、報知名人戦で4年連続名人位を得た鱚介オリジナル工房のアドバイザー「西向雅之さん」から、“13〜15…

Loading

軽量 「SMAB・L型」 テンビン

「SMAB・L型」 終盤を迎えた投げキスだが、今シーズン最後となる形状記憶合金製のテンビンを造ってみた。 テンビン「真打ち」のアーム部分の角度は、軸に対しほぼ50度角であるが、このふり幅を如何に90度角までとするかが課題でああった。  実は先日、元シマノのインストラクター横山武さんと色々話したのだが、「曲げ部分を強化し軸の長さをアーム長とほぼ同一としたL字型テンビンとする」ことで、基本的な方向が見えてきた。既に、横山氏は自作のステンレス製のモノを持っており、浮きの速い発砲オモリとともに頂い…

Loading

サオ立てキッド・セットの発売です

シャフトはブラック、ワインレッドの2種類 寒く、釣りが休みの中、鱚介オリジナル工房での道具造りに勤しんでいます。今回は、ご自分でお造りいただく砂浜で使う「鱚介のサオ立てキッド・セット」です。   自分の竿立てを造りませんか!!      「鱚介の竿立てキッド・セット」新発売!! 御好評の「鱚介の竿立て」に、新たに「キッド・セット」が誕生しました。近年、多くの投げ釣りマンの間では、自らの経験と好みに合わせたオリジナリティな道具造りが盛んに行われています。 鱚介オリジナル工房では、お客様のニー…

Loading

「有限100掛け」完成・・予約発売へ!!

「有限100掛け」 「無限バリ」とか「無限仕掛け」とは、ラインとハリが有れば、あるだけ連続して結ぶことが出来ることを意味して名付けたのだと思う。誰が言い出したのかは知らないし、或いは何処かのメーカーの登録商標かも知れないが、・・・でも、とても良いネーミングである。  新しい商品のネーミングはとても大事なのだが、正直言って「名が体を成す」ような名付けはとても難しい。自分の子に命名をする時と同じくらい緊張もする。 その名称が時には名前負けしたり、誇大過ぎたり、機能が伴わなかったり、或いは、真似…

Loading

テンビンを造る窓辺に秋の雨

ここ数日、何故か忙しい日が続いている。竿も出せずで少しいらつくが、釣れてないよ!・・の情報にほっとはしている? そうした中、時間の空いた折にはちょこちょこと工房でテンビン造りをしている。 「真打‐赤」 …

Loading

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ