昨日、三浦の丸十丸で行われた、仕掛人・村越正海さん主催の「10忘年カワハギ釣り会」に参加した。毎年この頃開かれる村越さんを囲む釣り会で、カワハギ初心者である小生にも誘いがあり、まあ、著名人たちと一緒することはおこがましくもあったが、度胸試しも手伝って参加させて頂いた。 この会は、カワハギ釣りを通して仲間同士で楽しむことを主眼としてはいるが、賞を競う大会でもある。・・であるから、小生にとっては久保師匠から教授された腕を試されることにもなる。 参加者は29名。2艘に分乗して午前8時小網代湾を出航。この日は、昨日までの大西風が治まって嘘のような凪。明日からは又大荒れが予想されており、正に恵まれた日和となっっていた。・・10時を過ぎた頃から南風が吹き始め、終了の午後2時頃に強まったものの、支障なく1日を楽しむことが出来た。 釣りの方は、朝方は食い気が無かったが、陽が上がるにしたがって釣れ始め、時折上がる大物への驚きや羨ましげな声が聞こえ始めた。時にはタコの猛襲にあったりと、船上はかなりの賑やかさで展開していた。 席は予め決められており、小生の釣り座は大艫。右隣に師匠の久保さん、その隣にはハギ名人の宮本さん。さらにその先に今日使う新調の和竿を造ってくれたハギマスター「汐よし」の早坂さんと、小生にとっては緊張した中での釣りとなった。 しかし、競技会と違ってガツガツした雰囲気は無く、むしろのんびりと1尾のアタリを楽しめる雰囲気である。そんなことから、初心ながら最後まで自分流の釣りが出来たことが嬉しく、また、楽しめたのである。 終了後、丸十丸の小菅祐二船長ら、家族総出で整えてくれた会場で熱々の煮込みうどんや料理を食べながら、賑やかに表彰式が行われた。 結果は、総尾数で21尾を釣った、我が久保師匠が優勝。2位は18尾の石井鉄工の石井社長さん、そして小生を含む5人が17尾で3位となった。ただし、公認3位は、ジャンケンで負けた写真家の奥井隆史さんだったが・・。 さらに「笑点」でお馴染みの噺家・春風亭昇太さんがビリケッツ笑(そんな賞あったかいな??)。そしてブービー賞はモデルの吉川ひとみさんだった。 オット!忘れていた。っと、格好つけて言いたかったのが大物!最大は村越さんの同級生である永山幸央さんの27センチ。何と小生も26.5センチに恵まれ、師匠の25.5センチを1センチ上回ることができたのである。共々、最年長者の2人に花を持たせてくれたのは天からの配剤だったのだろうか?? ・・今年の竿納めは、投げ釣り竿に代わってカワハギの和竿で終わることになった。決して投げから遠ざかるわけではないが、すっかり嵌ってしまったカワハギ釣りには、来年はもっと修行したいと思っている。 最後に、仕掛人・村越正海さんのもとに集まった方のなかには日本を代表するような著名人も多い。写真に掲げた成績表で見つけるのも楽しいかも・・・??